タミヤ 1/72 三菱 零式艦上戦闘機21型
零戦は中国戦線での初陣から大戦終結まで、日本海軍の主力戦闘機として戦い続けた戦闘機です。 その中でも、初の本格的な量産型として機動部隊を中心に配備されたのが二一型です。 空母での運用に合わせて11型の主翼端が折りたたみ式に改良されました。 熟練搭乗員が操縦するニー型は、真珠湾攻撃やフィリピン作戦など太平洋戦争の緒戦において、長大な航続距離や驚異的な格闘戦能力、20mm機銃の重武装を活かして連合軍戦闘機を圧倒しました。
21型は2008/08/03にファインモールドの1/72、 2017/07/01にエフトイズの1/72、 2019/10/13にSWEETの1/144を公開してますが、今回はタミヤ製です。
製作の記録です。回転軸は0.8mm真鍮線、軸受は外形1.2mmの真鍮パイプです。
軸受をエンジンに固定するために2mmのプラ棒を被せてあります。
インパネはデカールで、計器には光沢ニスを垂らしてあります。
パイロットを乗せるのでシートベルトは付けてません。
ハセガワの日本海軍搭乗員セットからフィギュアを持ってきました。
足はフットバーに丁度届きました。別部品になっている腕は操縦桿とスロットルに沿うように調整しました。
飛行姿勢にするので主脚カバーは閉じて、尾輪も格納して機体はC56灰緑色を塗ってデカールを貼りました。
ここからは完成品です。クリックすると大きなサイズで見ることができます。
全体を組み上げてウェザリングして完成です。
第五航空戦隊二番艦 瑞鶴 第二次攻撃隊 制空隊 佐藤正夫大尉乗機のマーキングです。
940馬力の中島「栄」12型エンジンで回しております。
補助翼は動いてませんが、左旋回中です。
キャノピーは開放状態で固定しました。
空中線は0.128mmのハリスです。
グラウンドブラウンでウォッシングして黒で墨入れしました。カウリングの墨入れはグレーです。