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バンダイ 1/72 日本航空機製造 YS-11

1/144ではハセガワのキットを公開済みですが、今回はバンダイの1/72を作りました。

部品には1976の刻印がありましたので40年前の設計で、この海保バージョンの発売時期は30年程前と思われます。 購入したのは16年前と古いキットです。 さすがにデカールの劣化が激しく、ぬるま湯に浸けておいてもスライドできる状態にはなりませんでした。 なのでフィルム部分の端っこをピンセットにつまんで台紙から剥がしてやりました。 このような荒業をやってもバラバラにはならなかったのは幸いでした。

実機解説は1/144のページを参照して下さい。

製作の記録です。
YS-11_JCG_Z11.jpg(68131 byte)
海上保安庁仕様にするために一部の窓を埋めて、バブルウィンドウの内側を開口します。
YS-11_JCG_Z12.jpg(42478 byte)

ところがバブルウィンドウ用の開口位置を数mm間違ってしまったので、一部をプラ棒で埋めてスライドさせました。
YS-11_JCG_Z13.jpg(181927 byte)
コックピットは僅かにコンソールらしきものしか有りませんが、殆ど見えないのでこのままにします。
尻餅防止の錘は金属板が付属していました。
YS-11_JCG_Z14.jpg(18818 byte)

コックピットの窓部品の枠のモールドが不自然に思えたので削ります。
YS-11_JCG_Z15.jpg(35917 byte)

キット全体の合わせはそこそこですが、流石にここは厳しいので、伸ばしランナーや溶きパテで埋めて、均してやります。
YS-11_JCG_Z21.jpg(23125 byte)

カウリングの後部からはエンジンの排気口が少し見えるんですが、再現されてないので、綿棒の芯に紙を巻いて排気管をでっち上げました。
YS-11_JCG_Z22.jpg(78198 byte)
キットのプロペラは一体成型ですが、ピッチが殆ど有りませんでしたので
ブレードを切り離し真鍮線で補強してピッチを付けて組み付けできるようにしました。 YS-11_JCG_Z31.jpg(64869 byte)
プロペラ軸は切り落として真鍮ロッドに交換、クリアパイプの両端に軸受けを仕込んで回転機構としました。

ここからは完成品です。

YS-11_JCG_UFR.jpg(135324 byte)
海上保安庁のJA8780の仕様で完成しました。
本機は2009年に抹消登録されてますが、その後は部品取り用に海上自衛隊が保管しているようです。 YS-11_JCG_UBL.jpg(138114 byte)
仕上げに光沢トップコートをスプレーしてます。 YS-11_JCG_P.jpg(48235 byte)
2基のロールスロイス ダート10 Mk542-10(軸出力=2,775馬力、推力=336Kg)で回しております。 YS-11_JCG_LFU.jpg(136620 byte)
機体の無塗装領域はタミヤアクリルのフラットアルミを筆塗りしてます。 YS-11_JCG_RFU.jpg(35006 byte)
プロペラブレード、スピナー、脚のオレオのシリンダーはメッキシルバーを塗ってます。 YS-11_JCG_BRU.jpg(135305 byte)
フラップは可動になってますので、そのまま組みましたがヒンジの部分は興ざめですね。
ちなみに方向舵も可動します。 YS-11_JCG_LSS.jpg(32503 byte)
各翼前縁の防氷装置はデカールを貼った後につや消し黒を重ね塗りしてます。 YS-11_JCG_RUF.jpg(37642 byte)
付属の錘のみでは尻餅防止にギリギリでしたので、機首コーン内にも釣用の鉛玉を入れてあります。 YS-11_JCG_PCS.jpg(165179 byte)
全長が約36cm、全幅は約44cmと置き場所に困るサイズです。収納のために主翼は接着しないことにしました。

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