バンダイ 1/72 日本航空機製造 YS-11
製作の記録です。
海上保安庁仕様にするために一部の窓を埋めて、バブルウィンドウの内側を開口します。
ところがバブルウィンドウ用の開口位置を数mm間違ってしまったので、一部をプラ棒で埋めてスライドさせました。
コックピットは僅かにコンソールらしきものしか有りませんが、殆ど見えないのでこのままにします。
尻餅防止の錘は金属板が付属していました。
コックピットの窓部品の枠のモールドが不自然に思えたので削ります。
キット全体の合わせはそこそこですが、流石にここは厳しいので、伸ばしランナーや溶きパテで埋めて、均してやります。
カウリングの後部からはエンジンの排気口が少し見えるんですが、再現されてないので、綿棒の芯に紙を巻いて排気管をでっち上げました。
キットのプロペラは一体成型ですが、ピッチが殆ど有りませんでしたので
ブレードを切り離し真鍮線で補強してピッチを付けて組み付けできるようにしました。
プロペラ軸は切り落として真鍮ロッドに交換、クリアパイプの両端に軸受けを仕込んで回転機構としました。
ここからは完成品です。
海上保安庁のJA8780の仕様で完成しました。
本機は2009年に抹消登録されてますが、その後は部品取り用に海上自衛隊が保管しているようです。
仕上げに光沢トップコートをスプレーしてます。
2基のロールスロイス ダート10 Mk542-10(軸出力=2,775馬力、推力=336Kg)で回しております。
機体の無塗装領域はタミヤアクリルのフラットアルミを筆塗りしてます。
プロペラブレード、スピナー、脚のオレオのシリンダーはメッキシルバーを塗ってます。
フラップは可動になってますので、そのまま組みましたがヒンジの部分は興ざめですね。
ちなみに方向舵も可動します。
各翼前縁の防氷装置はデカールを貼った後につや消し黒を重ね塗りしてます。
付属の錘のみでは尻餅防止にギリギリでしたので、機首コーン内にも釣用の鉛玉を入れてあります。
全長が約36cm、全幅は約44cmと置き場所に困るサイズです。収納のために主翼は接着しないことにしました。
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