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フジミ 1/72 LTV A-7E コルセアII

A-7 コルセアIIはA-4 スカイホークの後継としてLTV(リング・テムコ・ヴォート)社が開発した亜音速の艦上攻撃機です。 A-4を上回るペイロードと航続力を持ち、全天候性能を有する安価な機体というアメリカ海軍の要求仕様を満たしたことで、1964年に採用されました。 1965年には海兵隊が採用し、さらに1966年にはその価格と性能に注目したアメリカ空軍も採用を決定しました。

コルセア(CORSAIR)は海賊の意味でヴォート社伝統の名前であり、レシプロ機のF4Uが初代で本機は二代目ですのでコルセアII(二世)となります。 A-7Eは海軍型の最終生産型で従来型よりも電子装置が強化され、ペイロードも増加されています。 固定武装は機首下面左側にM60A-1バルカン砲一門が装備され、胴体両側に空対空ミサイル、他の兵装は翼下の六ヶ所のパイロンに多種多様の組み合わせが可能であり、最大6,805kgまでを懸架できました。

本機は後継機にあたるF/A-18が登場したことで1991年にはアメリカ海軍から、1993年にはアメリカ空軍からも退役しました。

製作の記録です。
A-7E_Z11.jpg(72371 byte)
インパネとサイドコンソールはデカールが用意されてますが、形状がイマイチ合わないので塗装しました。 A-7E_Z12.jpg(217101 byte)
パイロンのダボ・ホゾは頼りない感じでしたのでダボを金属線で置き換えました。 A-7E_Z13.jpg(181133 byte)
下面色のクレオスのC316を塗りました。
接着線の周辺のラインはは深彫りしてますが、オリジナルのままのラインはかなり埋まってしまいました。 A-7E_Z001.jpg(57707 byte)
イモ付けに不安のある部品に針金で補強を仕込みました。

ここからは完成品です。

A-7E_UFR.jpg(178428 byte)
半光沢クリアをスプレーして完成です。 A-7E_UBL.jpg(185619 byte)
マーキングはアメリカ海軍航空母艦レンジャーに搭載されたVA-113 STINGERSの所属機です。 A-7E_FLU.jpg(142313 byte)
主翼下の搭載物は外側からAGM-45シュライク、AGM-65マーベリック、300ガロンの増槽です。 A-7E_RUF.jpg(48390 byte)
胴体側面には自衛用にAIM-9Bサイドワインダーを搭載してます。 A-7E_LBS.jpg(40228 byte)
ウィンドシールドの正面にはクリアブルーを、照準器の反射ガラスにはクリアグリーンを塗ってます。 A-7E_FSL.JPG(26555 byte)
被写界深度を稼ぐために小さめに撮影して切り出してみました。 A-7E_BUR.jpg(165948 byte)
排気管の内側にはウェザリングマスターの青焼け、外側には赤焼けをまぶしてます。 A-7E_RSS.jpg(37224 byte)
キャノピーが大きいのでパイロットフィギュアが欲しいところです。

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