前に戻る 案内所に戻る 次に進む

ハセガワ 1/144 日本航空機製造 YS-11

日本航空機製造(NAMC)YS-11は、日本で初めて製造された本格的なターボプロップ双発旅客機です。 ちなみに11は「じゅういち」で は無く、「いちいち」と読みます。 かつて航空機大国だった日本は1945年に太平洋戦争に敗北するとGHQ によって航空機の製造を全 面禁止されました。 戦前の航空機資料は全て没収され、機体は一部が連合軍に接収された他はすべて破壊されてしまいました。 し かし、1956年には連合国による航空禁止令が全面解除され、1959年6月1日には、設立立法により特殊法人日本航空機製造株式会社が 創設されました。 資本金は55億円、日本政府が最大株主であり、新三菱重工(現三菱重工業)、川崎航空機(現川崎重工業)、富士 重工業、新明和工業、日本飛行機、昭和飛行機の6社の協力体制が敷かれ、本格的に輸送機の開発作業が始まりました。

1962年8月30日に試作1号機が初飛行に成功したYS-11は、その当時多く飛んでいたDC-3に替わる1200m 級の滑走路で運用できる近距離 中型輸送機として開発されました。 設計・開発は日本航空機製造が行い、生産は国内の5社で分担され、最終組立を三菱重工が行いま した。 機体は胴体断面の真円部分が長く、胴体内レイアウトに余裕が持てる設計とされ、エンジンはロールスロイスのダート10が装備 されました。 YS-11は1964年8月に運輸省航空局の形式証明を取り、翌65年9月にアメリカ連邦航空局(FAA) の形式証明も取得しました。 YS-11 の総生産機数は182 機で、このうち国内民間機が75機、官庁分に30機、輸出機が13カ国で76機という内訳でした。

YS-11_MOHICAN_UFR.jpg(175704 byte) 胴体の頂部にもスカイブルーの帯が入ってますのでモヒカン塗装と呼ばれていたようです。。
YS-11_MOHICAN_UBL.jpg(168167 byte) 墨入れはしましたが、一部が消えてしまったりして中途半端になってしまいました。
YS-11_MOHICAN_P.jpg(105072 byte) ロールスロイス ダート10 Mk542-10(軸出力=2,775馬力、推力=336Kg)で回しております。
YS-11_MOHICAN_FRW.jpg(88778 byte) 窓の部分はスカイブルーの帯も含めてデカールを使いました、幸いにも色調がずれてないので違和感は有りません。
YS-11_MOHICAN_RSD-S.jpg(86916 byte) こんなスタンドが付いてます。 そのために胴体中央下面には約3mmの大穴が空いてます。
YS-11_MOHICAN_DFR-S.jpg(78484 byte) スタンド付きならではのアングルです。 脚の扉が厚く見えます、削れば良かったかも。
前に戻る 案内所に戻る 次に進む