フジミ 1/72 マクドネル・ダグラス TA-4J スカイホーク
アメリカ海軍の軽量攻撃機A-4Fの複座型がTA-4Fで、単座型に準じたアビオニクスを装備し、ベトナム戦争ではFAC(前線航空統制官)機や目視偵察ミッションに使用されました。 TA-4Fのエンジンを推力の低いタイプに換装しハードポイントを二箇所に減らして兵装能力も簡略化した純然たる高等練習機がTA-4Jです。
A-4Fについてはこちらを見て下さい。
製作の記録です。インパネとサイドコンソールはデカールが有りましたが、モールドがくっきりしているので塗装しました。
シートにはベルトのモールドが有りましたが、こっちは削ってマスキングテープのベルトを付けました。
複座型ですので単座型より機首は長いですが、プラ部品のみだと重心位置が
主脚の僅かに後でしたので、半田で作った錘を少しだけ仕込みました。
フラップを切り離しました。裏側にも溝が切ってあって切り離し易くなってました。
主翼に後部胴体を乗せる設計ですが、主翼下面の赤く塗った凸にそのまま胴体下部を乗せると
前部胴体と高さが合わないので、胴体側を削りました。削った所は黒く塗ってあります。
単座のA-4Fもフジミ製でしたが、こんなことになった記憶が有りません。何か間違ったのかも。。
機体の塗装と墨入れを行って、これからデカールに掛かります。
ここからは完成品です。
デカールを貼って、光沢クリアをスプレーして完成です。
アメリカ海軍のVC-1(第一混成飛行隊)所属機の仕様で仕上げました。
前縁スラット、胴体、機首のグレイッシュブルーはデカールが有りましたが、塗装に切り替えました。
機首の防眩塗装と主翼のステップのデカールはつや消しなので光沢クリアをスプレーした後に処理してます。
スラット、スピードブレーキ、フラップ、キャノピー、開けられるところは開けてみました。
キャノピーの支柱は0.9mmの真鍮線にミラーフィニッシュを巻いてます。
胴体と一体モールドの着艦フックの軸は作業前に切り離して、0.55mmの針金で置き換えました。