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Cyberhobby 1/72 シコルスキー S-61A シーキング

シーキングはシコルスキー社が開発したアメリカ海軍の対潜水艦ヘリコプター(SH-3H)で、S-61はシコルスキー社の社内呼称です。 日本では三菱重工業が海上自衛隊の対潜哨戒型としてライセンス生産し、HSS-2と呼称されました。

海上自衛隊では輸送機型としたS-61AとA1を1965年から2008年まで南極観測隊の支援用として装備し、南極観測船初代「しらせ」に搭載され、物資輸送任務に従事しました。

関連リンク:UH-3H シーキング

製作の記録です。
S-61A_Z11.jpg(133695 byte)

胴体内部には突き出しピンの跡(凹み)が数箇所有ります。
窓から見える可能性が有るので埋めてます。
右側は凹みを光パテで埋めたところで、左はリューターを駆使して整形済みの状態です。
S-61A_Z12.jpg(192065 byte)
肩ベルトはモールドされてましたが、腰ベルトはモールドが無いのでマスキングテープの細切りです。
インパネとコンソールは塗装しました。 S-61A_Z13.jpg(152858 byte)
キャビンは人員輸送仕様になってます。 S-61A_Z21.jpg(169842 byte)
デカールを貼り終えました。 S-61A_Z22.jpg(352451 byte)
ここで大失敗を発見しました。
機首のオレンジ色は左写真のように窓まで塗ってしまいましたが、
右の箱絵写真のようにもう少し下までとするのが正解でした。
修正の過程をお見せしたいところですが、クリアをスプレーした後だったので修正は断念しました。 S-61A_Z31.jpg(152548 byte)
別の問題が発覚しました。
赤い丸は部品番号F15で何らかの支柱だと思われます。
組説では左舷フロート上の赤い四角の位置にも付ける指示が有りますので計3個必要です。
組説のランナーの図にも3個描かれていますが、ランナーには2個しか有りませんでした。
また、黄色の丸の位置にはサーチラートがぶら下がるんですが、この部品が見当たりません。
飛ばした記憶は有りませんが、ランナーから切り出そうとしたときには既に外れておりました。
なので、サーチライトの基部のみ組み付けました。

ここからは完成品です。

S-61A_UFL.jpg(87086 byte)
いろいと問題が有りましたが、完成させました。 S-61A_UBR.jpg(86014 byte)
初代「しらせ」に搭載されて南極観測に参加した機体のマーキングです。 S-61A_LUB.jpg(96693 byte)
グレーで墨入れしましたが、ラインが細くて、ほとんど分からなくなってます。 S-61A_RFU.jpg(183099 byte)
メインローターは写真のように垂れ下がった停止状態と、反り返った回転状態の2種が用意されてます。 S-61A_LFU.jpg(103778 byte)
4本の触覚を持って、羽を広げた昆虫みたいに見えます。 S-61A_BRS.jpg(156116 byte)
バックミラーにはハセガワのミラーフィニッシュを貼りました。 S-61A_FLS.jpg(181941 byte)
左舷ステップには0.28mmの真鍮線で手すり?を追加しました。上の扉の支柱も真鍮線です。 S-61A_RSS.jpg(108282 byte)

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