ハセガワ 1/48 シコルスキー UH-3H シーキング
シコルスキーSH-3Hシーキングは、アメリカ海軍の対潜水艦ヘリコプターで、海軍がそれまで使っていたHSS-1の後継機として採用された大型双発タービンヘリコプターです。 本機は艦載機として開発されたため5枚のメインローターブレードは自動で折りたためる構造になっており、尾部ローター部のテイルブームも折りたたみ機構を持っています。 海上を主な作戦空域とする本機の胴体は水密式の艇体型セミモノコック構造をしており、側面の補助フロートと組み合わせて良好な着水性能を持っています。
SH-3Hから対潜装備を外して汎用ヘリコプターに改造されたのがUH-3Hで、要人輸送機としても使われました。
製作の記録です。インパネは計器類がモールドされてましたが、デカールを貼るために削り落としました。
シートの肩ベルトはモールドに塗装してますが、腰ベルトはモールドされてませんのでテープで作りました。
胴体右舷はクリアグリーンの大きな窓に換装するので、開口しました。
内側のガイドに沿って開口しましたが、大きすぎましたので、プラ棒とパテで少し詰めてやります。
胴体の窓は内側から嵌めこむ方式ですが、胴体を組んでからマスクするのが面倒なので、
胴体の接着線を処理しないといけないパネル以外を先に塗ってしまいます。
続いて、クリアパーツの窓を嵌めこんでから機体内部を塗装しました。
胴体とテールを組上げてデカールを貼りました。細かいコーションが多いです。
ここからは完成品です。
ローター、主脚フロート等を組み付けて完成です。
アメリカ海軍第51対潜ヘリコプター飛行隊12番機の要人輸送機仕様で仕上げました。
実機ではテールも折りたためますし、部品もそこで分割されてましたが、
端面の部品が有りませんでしたのでテールは展張状態としました。
メインもテールも何故かロータブレードの一枚のみつや消し黒の指定でした。
天井のクリアブルーは内側から塗ってます。
キャノピーの組み付けでは段差や隙間が出てしましました。
いっそのこと機首は全部クリアパーツにしてほしいです。
一般に軍用ヘリは汚れが目立ちますが要人輸送機ということもあって、
排気汚れを少しいれたぐらいで墨入さえしていません。
メインロータの内側3枚はもう少し水平に近く、外側2枚はもっと垂れているのが正解のようです。