ハセガワ 1/700 日本海軍重巡洋艦 羽黒
羽黒は妙高型の姉妹艦として大正14年3月16日に起工、昭和4年4月25日に三菱長崎造船所で竣工しました。 戦時に備えた第一次と第二次の改装後、昭和16年11月に第二艦隊第五戦隊の妙高、那智とともにフィリピン攻略作戦の任務に就きました。 その後、珊瑚海海戦やアリューシャン攻略作戦、マリアナ海戦などに参加しました。 昭和19年10月のフィリピン沖海戦で2番砲塔に爆弾1発が命中しましたが、大事には至りませんでした。 昭和20年5月16日マラッカ海峡でイギリス艦隊と交戦した際の魚雷攻撃により、その艦命を終えました。
ネームシップについては妙高のページを見て下さい。
製作の記録です。木製の台座が付属してます。ニスの代わりに水性の光沢クリアをスプレーしました。
支柱には船体固定用に金属線を仕込んでます。
舷側は左右分割されてます。甲板は鉄鋼部分とリノリウム押さえと航空機運搬軌条を先に塗りました。
魚雷発射管は上甲板の裏側に接着する設計です。船体上下の半固定用に磁石とカッターの刃を仕込みます。
リノリウム押さえを塗りつぶさないように注意してリノリウム色を塗りました。
手すりは純正のエッチングパーツで、糊代部分を折り曲げて接着する設計です。
煙突パーツを組み立てたところです。
キャップの部分を削り取って、内部に0.14mmのプラ板で作った整流板を仕込みます。
エッチングパーツの雨水カバーのグリッドを組み付けました。
上部構造物の組付け作業中です。
艦載機の翼が厚いので主翼と水平尾翼を削りました。向かって左の右翼が加工前です。
ここからは完成品です。
張り線して艦載機を搭載して完成です。
1944年11月頃の最終時の状態で仕上げました。
上の画像はクリックすると大きな画像を見ることができます。
スクリューのプロペラはホワイトメタル製です。艦尾の日章旗は0.14mmのプラ板にデカールを貼りました。
船体上下を分割してウォーターライン状態にできます。
上の画像もクリックすると大きな画像を見ることができます。
艦載機のプロペラは付属のエッチング、マーキングはデカールです。クレーンのホイストは0.28mmの真鍮線です。
張り線はメタルリギングの0.04号です。空中線の一部が弛んでしましたました。
ハリスなら温めて弛みを取るんですが、金属ワイヤーは細いのは良いんですがそれができないのが辛いです。