ピットロード 1/700 ソビエト海軍ミサイル駆逐艦 UDALOY
ウダロイ(UDALOY)級のネームシップであるウダロイはソビエト連邦崩壊前の1980年に竣工し、2001年には除籍された大型の駆逐艦です。 2機搭載された対潜ヘリコプターは二重反転ローターを採用していることからヘリ甲板はコンパクトにまとめられており、スペース節約のため、格納庫は半地下式とされています。 本級は巡洋艦なみの8,000トンの満水排水量と4基のガスタービン推進による32ノットの速力を誇っています。
対潜を主任務とすることからアメリカのスプルーアンス級駆逐艦としばしば比較されますが、それをしのぐ兵装としてSAMやCIWS、対潜ロケット、魚雷発射管などを装備しており、これに加えて主兵装として艦橋両脇に大型の対潜ロケット(SS-N-14)を4本ずつ装備しています。
製作の記録です。艦尾に無視できないヒケが有ります。左は左舷のもともとの状態です。
中央はパテの食いつきを良くするために少し彫り込んだところで、右はサンディング後です。
右舷も同様にヒケを処理しました。
今回はウォーターライン状態ですので、喫水板にナットを仕込みます。
船体と喫水板を接着して、甲板に手摺を張りました。
艦尾甲板の手摺の一方の端はカーブした壁に合わせる必要がありますが、手摺をカーブに合わせて
切って貼るのは難しいので、壁側を少し彫り込んで手摺を接着してパテで埋めたところです。
船体の塗装と上部構造物への手摺張りが終わりました。ヘリ甲板には落下防止ネット接着用の糊代を貼ってます。
前部マスト(左)と後部マスト(右)の組み立て中ですが、
側面のトラス構造は省略されてますので、0.5mmのプラ棒ででっち上げました。
後部マストは筆が入らなくなるので、予め内側を塗っておきました。
左は加工前の上側ローターで、右はブレードを0.14mmプラ板で置き換えた下側です。
ここからは完成品です。
小さな装備品やマストを組み付け、張線して完成です。
全体に半光沢クリアをスプレーしてあります。
主砲の砲口は0.3mmで開口してあります。オーバースケールですけど。。。
舷側を中心に墨入れ塗料の黒でウォッシングしました。
艦首の旗竿は0.45mmの金属線で置き換えました。
上の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
ホイップアンテナは0.28mmの金属線です。
この画像もクリックすると大きなサイズで見ることができます。
船体部品が少し反っていたようで、艦首と艦尾が浮いてしまってます。
舷窓の開口作業は最初にやるべきでしたが、気がついたのは甲板に手摺を張った後でした。
ローターブレードの根本が太いです、ここはエッチングが欲しいです。