Revell 1/72 ラボーチキン La-5FN
第二次世界大戦の開戦時のソ連空軍の戦闘機は全て液冷エンジンを搭載していましたが、1941年の夏に新型戦闘機に空冷エンジンを搭載した改造型の開発が命令されました。
LaG-5は LaGG-3 の液冷エンジンを空冷エンジンに換装した機体で、1942年4月に初飛行した最初の生産型であるLa-5にはSchwetzow製1,330馬力のM-82が搭載されました。 1943年の始めには燃料噴射システムを改良したM-82F(1,700)馬力を搭載したLa-5Fが投入されました。 1943年夏に投入されたM-82FN(1,850馬力)を搭載したLa-5FNは中低空での運動性が大きく向上し、Bf109と同等の飛行性能を示し、上昇速度はFw190を少し上回る性能を示しました。 1944年末までに3,826機がソ連空軍に納入され終戦まで活躍しました。
製作の記録です。インパネのパーツにはメーターがモールドされてましたがデカールと全く合わないので削りました。
機体を組み立てて迷彩の境界を書き込みました。
塗装してデカールを貼って半光沢クリアをスプレーしてから胴体の銀色と赤を塗りました。
プロペラパーツの軸が比較的長いので、ストッパーを付けるための軸延長以外はキットのままです。
ここからは完成品です。
ウェザリングして空中線を張って完成です。
1943年9月 Cap.N.P.Puschkin 白の52のマーキングです。
M-82FNの1,850馬力で回しております。
空中線はメタルリギングの0.06号(0.047mm)を張ってます。
もとは液冷エンジン搭載の細い胴体に空冷エンジンを載せたので頭でっかちが目立ちます。
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
上面色は軍艦色の1と2を塗りましたが、もっと明るいグレーが正解のようです。
下面はライトグリーンの指示でしたので明灰緑色を塗りましたが、ライトブルーの方が良かったです。
排気口直後の無塗装部分はミラーフィニッシュを貼りたかったんですが、失敗したので塗装してます。
エナメルのスモークとウェザリングカラーのステインブラインでウォッシングして、
油彩の白と黒と黄色でフィルタリングしました。
チッピングは硬めの梱包材(ポリスチレン?)のエッジでエナメルのクロムシルバーを乗せました。