SWEET 1/144 三菱 零式艦上戦闘機52型丙
ホビージャパンのムック AIR MODELING MANUAL Vol.6(2009年9月)の付録です。 成形はSWEETで、デカールはカルトグラフ製です。
零戦52型丙は太平洋戦争中期から台頭してきたアメリカ海軍の主力艦上戦闘機グラマンF6Fヘルキャットに対応すべく、性能の限界に近づいていた 零戦52型 をさらに改良したタイプです。
武装としては機首右側の7.7mm機銃が13mmに強化され、主翼の20mm機関砲の外側に13mm機銃が追加されています。 主翼下面には小型爆弾架が増設され、パイロットの防弾装備なども追加されて戦闘力は向上しましたが、エンジンのパワーアップは果たされませんでした。 52型丙は1944年10月から生産が開始され、小改良型の62型とともに零戦の最終量産型として終戦まで奮戦を続けました。
製作の記録です。左のランナーが52型丙専用パーツ、中央はその他の型との共通部品です。
プロペラの回転機構はキットのものをそのまま使いますが、摩擦軽減のため少し削ってやります。
コックピットはシートのみです。今回はシートベルトも省略しました。
組み立てと塗装が終わりました。これからデカールを貼ります。
ここからは完成品です。
デカール貼って、半光沢クリアを掛けて、ウェザリングして完成です。
ロケット特攻機「桜花」母機の一式陸攻を護衛した第721航空隊「神雷部隊」所属機のマーキングです。
栄21型の1,100馬力で回しております。
クリア塗料のスプレー缶の蓋に乗せてみました。小さいです。
アラが丸見えですが、ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
グレーや黒の墨入れ塗料でウェザリングしましたが、ラインが細すぎて墨入れが目立ちません。
空中線はメタルリギングの0.06号0.047mmで張りました。
ピトー管は0.28mmの金属線で自作しました。