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HELLER 1/72 ロッキード L-1049G スーパーコンステレーション

1940年代末の航空輸送の拡大や乗客数の増加の要求に答えるためにロッキードはL-749コンステレーション の胴体を5.64m延長したL-1049スーパー・コンステレーション(スーパーコニー)を開発しました。 これにより乗客数は増えたものの北米大陸横断飛行ではエンジン出力が不足とされたため、1950年にはエンジンをターボコンパウンド付ライトR-3350型972-TC-18DAに換装し出力不足を解消しました。

1951年7月には燃料搭載量を増やして航続距離を伸ばしたL-1049Gが導入されました。 このL-1049Gの特色である翼端燃料タンク、通称「チップ・タンク」はオプションで、大洋横断飛行などの長距離飛行用の機体に装備されました。

製作の記録です。
L-1049G_Z11.jpg(175739 byte)
完成後は殆ど見えませんのでベルトは省略、インパネはモールドもデカールも無いので塗っただけです。 L-1049G_Z12.jpg(140090 byte)
コックピットに錘を仕込みました。組説では80gの指定でしたが約47gで済みました。 L-1049G_Z13.jpg(49857 byte)
水平尾翼に付ける垂直尾翼の基部は右のようにフィレットみたいになだらかになってましたので
左のように垂直に立つように削りました。 L-1049G_Z14.jpg(202352 byte)
プロペラ軸は2mm丸棒、軸をスピナーに取り付けるためのアダプター、軸受とストッパーは3mmプラパイプです。
軸受とスピナーの間には0.3mmプラ板で作ったワッシャーを挟みます。 L-1049G_Z15.jpg(79263 byte)
主翼と水平尾翼は組み立ててパテ盛りしてサンディング中です。胴体はサンディングしてマスキングしました。
四角の窓は周囲がデカールで覆われるので大まかにマスキングしました。丸窓にはマスキングゾルを塗ってます。 L-1049G_Z16.jpg(67996 byte)
主翼を胴体にはめたときに主翼が胴体より下がらないように支えを入れました。 L-1049G_Z21.jpg(93490 byte)
胴体と水平尾翼+垂直尾翼に白をスプレーして、胴体上面と垂直尾翼をマスクして銀をスプレーしました。
主翼は翼端のタンクを白を筆塗りしてマスクし、下地に黒、その上に銀をスプレーしました。 L-1049G_Z31.jpg(82196 byte)
デカール貼って、光沢クリアをスプレーして墨入れしました。前脚を付けて、張線したので胴体は完成です。 L-1049G_Z32.jpg(193455 byte)
前脚カバーの接着に問題有りませんでしたが、主脚カバーの接着は心許ないので
エッチングパーツの枠でベロを付けました。穴開けて針金仕込んだ方が楽だったかも。

ここからは完成品です。クリックすると大きなサイズで見ることができます。

L-1049G_UFL.jpg(190643 byte)
主翼に組み立てた主脚とエンジンを組み付けて完成です。 L-1049G_UBR.jpg(199042 byte)
1957年ルフトハンザ航空のマーキングです。 L-1049G_RUF.jpg(194300 byte)
置き場所に困る大きさです。収納のために主翼は胴体にはめ込んでいるだけで接着してません。
胴体の全長に渡るデカールはもともと3分割されてましたが、さらに2つに切って貼ってます。
このアングルではいつもの薄いブルーのバックでは足りないのでグレーのバックを追加しました。 L-1049G_LP.jpg(118055 byte)
カーチス・ライトR-3350型972-TC-18DA 3,200馬力の4基で回しております。 L-1049G_RFU.jpg(108395 byte)
機首はライトの再現のためにクリアパーツでした。
デカールの色調にできるだけ合わせて混色したブルーで塗りましたが、完全には合いませんでした。 L-1049G_LUB.jpg(89612 byte)
デカールは劣化が予想されたので予め水性の光沢クリアを何回かスプレーしましたが、
それでも切れたところが有ります。窓の周囲はサイズが合わずにリタッチが必要でした。 L-1049G_LFS.jpg(87216 byte)
コックピット内は全く見えませんね。空中線支柱は0.8mmのアルミパイプで置換しました。 L-1049G_RBS.jpg(74249 byte)

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