eduard 1/48 メッサーシュミット Bf109G-5
Bf109Gシリーズの-2までは ファインモールド 1/72 メッサーシュミット Bf109G-2 を参照して下さい。
G-3は与圧キャビンを復活させたタイプで、主車輪と尾輪のタイヤを大型化させたので主翼上に収納フェアリングが設けられました。 G-4はG-3の与圧キャビンを取り外した中高度戦闘機型です。
G-5は与圧キャビン装備の高高度戦闘機型で、機首武装が7.92mmのMG17から13mmのMG131に強化されてます。 そのため薬莢打殻シュートがカウリング内に収納できず、ボイレ(こぶ)と称するバルジが張り出すことになりました。 G-5は番号こそG-6より前ですが開発に手間取り、生産はG-6に半年遅れて1943年末からでした。
製作の記録です。インパネはプラ部品の上に3枚の塗装済みエッチングパーツを重ねてます。
側壁にも塗装済みエッチングパーツを貼りました。
フットペダルやシートベルト等がエッチングで、シートベルトは塗装済みでした。
プロペラ軸は外径1.3mm内径0.55mmで、軸受は外径1.6mm内径1.43mmの真鍮パイプです。
軸受を取り付ける補強として、機首先端の部品に短く切ったプラ棒を接着しました。
いつもは幅広の筆でベタッと塗るんですが、今回、最初は面相筆よりは太い丸筆で薄い塗料を塗りました。
さらに2回ほど丸筆で塗り重ねて、最後に幅広の筆で仕上げます。水平尾翼は最後まで塗った状態です。
全体を塗り終わって、デカールを貼りました。
キャノピーに付属のマスク用シートを貼って塗装しました。後部のキャノピーは天頂部の枠の状態を再現
するために、外側と内側(右写真)でそれぞれシートが付いてました。なので内部色は内側から塗ってます。
キャノピーは開状態にしました。エッチング手摺のランナー?を切って直角に曲げて糊代にしました。
主脚には0.3mmの糸ハンダでブレーキパイプを追加しました。
ここからは完成品です。
ウェザリングして空中線を張って完成です。
1943年12月第3戦闘航空団第III飛行隊隊長のヴァルター・ダール少佐乗機のマーキングです。
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
ダイムラーベンツDB605A(1475馬力)で回しております。
スピナーの渦巻はデカールですが、先端のみリタッチしております。
フラップと前縁スロットは下げてますが、この状態がこのキットの標準でした。
機体はMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン、タイヤ周りはタミヤ・ウェザリングマスターのサンド系で汚しました。
主翼下面の機銃ポッドは銃身パーツを一つ紛失したので、先端を開口した1mmプラ棒に置き換えました。
コックピット後方、胴体下のホイップアンテナはエッチングが着けにくかったので金属線にしました。