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ハセガワ 1/72 メッサーシュミット Bf109T

Bf109Tはドイツ海軍の航空母艦グラーフ・ツェッペリンに搭載することを目的として開発された艦上戦闘機で、 E型の主翼両端を延長して翼幅を11.08mとし、外翼は折りたたみ式になりました。 艦上戦闘機特有のカタパルト 射出用スプールや着艦フックも装備されました。 しかし、空母建造が一時中止となってしまっために艦上戦闘 機としては運用される機会はなくなりましたが、離着陸性能が優れていたために艦上機用装備を撤去した陸上戦 闘機型がBf109T-2として採用になり、短い滑走路しか持たなかった基地などで運用されました。

このキットでは延長された翼端がレジン部品で用意されています。

Bf109シリーズについてはBf109G-2を参照して下さい。


製作の記録です。
Bf109T_Wing.jpg(295801 byte) レジン部品の翼端を主翼に接合します。
主翼上面左右の翼端部を切り飛ばして、下面に接着し、整形します。
補強のための0.9mm真鍮ロッドを通す穴をレジン部品と主翼の切断面に穴を開けてやります。
Bf109T_SRF.jpg(284333 byte) レジンの翼端を接着して、接合部を消しました。
レジンとプラで色が随分違いますのでサーフェイサーをスプレーしてあります。
主翼の機関銃のすぐ外側には主翼折りたたみラインの筋彫りを追加しました。
Bf109T_P-Assy.jpg(294805 byte) プロペラを軽く回すための工作です。プロペラ軸は0.8mmの真鍮ロッドで、軸受けは外形1.1mmの真鍮パイプです。
この真鍮パイプを胴体に接着するために、外形2mmのプラ棒をくり抜いて被せます。
Bf109T_AfPaint.jpg(310012 byte) 機体の方は全体の組立と塗装が終わりました。
豹柄?の迷彩は本来は多数のインクスポットだと思いますが。 筆塗りだとこんなもんです。
アンテナは胴体に、機銃は主翼にモールドされていましたが、ここまで来て折れてないのは奇跡的です。

ここからは完成品です。
Bf109T_UFR.jpg(177244 byte) 1944年9月の第77戦闘航空団 第I飛行隊 ヨハネス・ランビッヒの乗機で仕上げました。。
Bf109T_UBL.jpg(202825 byte) 大戦後半の機体ですが、迷彩の塗色は大戦初期と同様のRLM71とRLM02です。
もっと派手っぽい塗装の機体も作れたんですが、チョット趣味に合わないので地味な方にしてます。
Bf109T_DLL.jpg(183777 byte) 昼間に撮影できましたので自然光で撮ってみました。
Bf109T_PP.jpg(153610 byte) ダイムラーベンツDB601Nの1,200馬力で回しております。
Bf109T_FRS.jpg(127521 byte) 脚の取付角度がかなり前傾しています。実機はもう少し立っている様です。
Bf109T_FSR.jpg(97665 byte) 逆に脚の開き具合は少し足りなかったようです。
Bf109T_RFU.jpg(196983 byte) ここのところデカールで苦労することが多かったんですが、このキットは糊が少し弱いぐらいで適度に柔らかいものでした。

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