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ハセガワ 1/72 グラマン F11F-1 タイガー(初期型) |
F11FタイガーはF9F-5 クーガーの発達型ということでF9F-9 として1953年4月27日に海軍機の名門グラマンにプロトタイプ6機が 発注されました。 しかし、実際には全く新設計の機体であり、エリアルールを採用した胴体に後退角の付いた中翼形式のレイアウト が採用されました。 エンジンはアームストロング・シドレー サファイアを国産化したアフターバーナー付きのJ65 が装備されま した。 プロトタイプは量産先行型と見なされたため、通常であれば試作機に付けられるXF11Fという名称は存在することが有りません でした。 プロトタイプの1号機は1954年7月30日初飛行に成功し、水平飛行で音速を突破しましたが、安定性に問題が有ったため、 テスト中に墜落してしまいました。 このため2号機以降では操縦システム等に改修が加えられました。 1955年4月にはF9F-9 からF11F-1に名称が変更され、最初の量産型39機が生産されました。 これらの機体は垂直尾翼がインテグラル・ タンクとなった以外はプロトタイプとほぼ同じでありました。 量産11号機は1956年9月21日にロングアイランド上空で20mm砲の発射 テスト中に自ら発射した弾丸によって撃墜されるという非常に珍しい事故を起こして失われています。 続いて発注された後期型では 機首が延長され、主翼前縁に張り出しを追加するなどの改修が行われましたが、エンジンの不調や機体重量の増加等のために予期した 性能が得られず、253 機が発注されましたが157 機が完成されたところで量産はキャンセルされてしまいました。 |
1957年のアメリカ海軍 第156 攻撃飛行隊 アイアンタイガース所属機仕様です。 |
翼端灯は透明ランナーを接着して削りだして透明化しました。 実際はもっと透明感があります。 |
でもやっぱり機首が短いとチョットカッコ悪いです。 |
ジェット排気口内部は白焼けの表現をするために、雪汚れ表現用のウエザリング塗料を擦り付けてます。 |
機銃口は0.4mmのドリルで開口したのに黒く塗ったら分からなくなりました。 |
機体のアウトラインは紛れもなくグラマンでF9Fパンサーやクーガーの弟分で有ることが分かります。 |
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