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ITALERI 1/72 アグスタウェストランド AW-101 マーリンTTI

アグスタウェストランドAW-101は軍用でもあり民間用でもある中/重量積載ヘリコプターです。 本機はイギリスのウェストランド社とイタリアのアグスタ社(現在のアグスタウェストランド社)のジョイントベンチャーとして開発されました。 1977年の春に英国国防省からイギリス海軍のウェストランドシーキングスを更新する対潜水艦戦(ASW)に対する要求が出されました。 一方、イタリア海軍もSH-3D/Hの後継機を探しており、共同開発の可能性をウェストランド社と議論するようにアグスタ社を指導していましたので1979年にはイギリス、イタリアの2か国で開発協定が締結されました。

本機の胴体は主にアルミニウムとリチウムの合金で作られており、衝突耐性とダメージ耐性を持つモジュラー構造となっています。 ローターブレードには炭素/ガラス繊維のノーメックスハニカム構造が採用されています。 本機はイギリス、イタリア以外の複数の国で運用されており、海上自衛隊では、AW101を掃海・輸送ヘリコプターMCH-101と呼称し、掃海機および輸送機として運用しています。

製作の記録です。
AW-101_Z11.jpg(157801 byte)
シートベルトとインパネ・コンソールはデカールです。ディスプレイらしきものには光沢ニスを垂らしてあります。 AW-101_Z12.jpg(132026 byte)
コクピットを含む胴体のフロアーと天井を仕込みました。窓のクリアパーツは内側から接着する設計です。
窓のマスキングが面倒なので窓の周囲の外側は適当なラインまで塗っておきます。 AW-101_Z13.jpg(178855 byte)
キャビン内のシートは側面のパネルに接着する設計です。
AW-101_Z15.jpg(65960 byte)
機体の尾部は折りたたみ可動です。 AW-101_Z21.jpg(138658 byte)
ローター周りを除いて塗装まで進みました。 AW-101_Z31.jpg(110338 byte)
メインローターは折りたたみか展張を選択する設計ですが、可動にトライしました。
可動の場合に展張したときの角度が決まらないので、ストッパーとして矢印のプラ棒を接着しました。

ここからは完成品です。クリックすると大きなサイズで見ることができます。

AW-101_UFR.jpg(446353 byte)
デカール貼って、半光沢クリアをスプレーしてウェザリングして完成です。 AW-101_UBL.jpg(453139 byte)
2010年イタリア海軍のマーキングですが、ブレードの塗装やデカール位置が不明確でしたので推定が入ってます。 AW-101_LUF.jpg(401223 byte)
外側の2枚のブレードは実機ではもっと内側に入りますが、可動と両立するにはこの位置が限界でした。 AW-101_RBS.jpg(126474 byte)
ブラウンで墨入れしてマルチグレイやマルチブラックでウェザリングしました。 AW-101_LFU.jpg(326277 byte)
ブレードを展張して尾部を伸ばすことができます。 AW-101_LUB.jpg(116246 byte)
主脚庫の航法灯はモールドが有りませんでしたので、伸ばしランナーを埋め込んで自作しました。 AW-101_RUF.jpg(136301 byte)
コクピット左右のバックミラーはイモヅケの設計でしたので0.28mmの金属線で補強してあります。 AW-101_LSB.jpg(87775 byte)

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