AIRFIX 1/72 デ・ハビラント バンパイア T.11
デ・ハビラント ヴァンパイア(Vampire)はグロースター ミーティアに続いてイギリス空軍に二番目に導入された戦闘機です。 デ・ハビラント社の設計に共通に見られる双胴式が特徴的なヴァンパイアは優秀な初期のジェット戦闘機であることを示しました。
1950年代に入るとさらに優秀な戦闘機が登場して来ましたので、ヴァンパイアは他の用途向けの開発が行われました。 夜間戦闘機型のNF.10から発展した練習機型のT.11は1950年に初飛行し、1952年にイギリス空軍に採用され、短期間のうちに優秀なジェット練習機であることが認められました。 教官と生徒が横に並ぶコックピット配置は効率的トレーニングを可能にし、取り扱い易い機体であることもパイロット養成に寄与しました。 T.11は1967年までイギリス空軍で使用され、より機動性能の高いフォーランド ナットに交代しました。
製作の記録です。パイロットのフィギュアが付属してましたので乗せることにしましたが、この距離で教官と二人というのは窮屈ですね。
機首には釣り用の錘を仕込みました。
胴体は組み立てて、境界をマスクしてオレンジを塗りました。この状態でマスクを剥がして銀を塗ります。
主脚柱は最後に付けたいんですが、それは難しそうですので、先に主脚柱を付けて、水平尾翼を挟みます。
主翼上面に中央銅と双胴を組み付けました。これから主翼下面を組み付けます。
ここからは完成品です。
デカール貼って、光沢クリアをスプレー、墨入れして完成です。
1962年5月のイギリス空軍第5飛行練習学校所属機の塗装とマーキングです。
オレンジ色も銀色もペタペタと筆塗りです。
ピトー管は左の垂直尾翼にモールドされてましたが、やはり折れてしまったので金属線に置き換えました。
片方の主脚も折ってしまったので、金属線を仕込んで補修しました。
上の画像はクリックすると大きな画像を見ることができます。
インテークの部品は主翼を組んでから組み付けましたが、はめ込むのに少し苦労しました。
組説の指示に従って胴体にインテークを接着してから主翼を付けたほうが良かったです。
上の画像はクリックすると大きな画像を見ることができます。
キャノピーは三分割されてましたので、開状態にしてみました。