ハセガワ 1/72 パナビア トーネード IDS
パナビア・トーネード(Panavia TORNADO)はイギリス、西ドイツ、イタリアによる国際共同開発機です。 高度な航法/攻撃システムを持つ本機は全天候低空侵攻能力に優れ、可変後退翼とスラストリバーサーの採用により良好なSTOVL性を備えています。
本機には航空阻止/攻撃型であるトーネード IDSとIDSをベースにイギリスが開発した防空戦闘機型トーネード ADVの二つの派生型が有ります。 IDS型はドイツ空軍、ドイツ海軍、イタリア空軍、サウジアラビア空軍に採用されました。
製作の記録です。インパネとサイドコンソールは一旦デカールを貼ったんですが、
サイズが合わないところが有り、モールドも深いので塗装に切り替えました。
片のシートベルトはモールドを塗りましたが、腰ベルトはテープの細切りです。
可変後退翼にもパイロンがぶら下がりますので、角度が変えられるように虫ピンを仕込みました。
外側パイロン用の虫ピンの頭が主翼上面の裏側と干渉しますので上面裏側を少しザグってあります。
水平尾翼は独立してピッチが変えられるように、やはり虫ピンを軸にして2mmプラ棒で軸受を作りました。
主翼の接続部は外れないように、左翼側の上下にプラ板を貼ってます。
水平尾翼の2mmプラ棒を受けるように3mmプラパイプを仕込みました。
排気管の部品とプラパイプが干渉するので、排気管側を途中でカットしてプラ板で蓋をしました。
垂直尾翼が大きいのでかなりテールヘビーになるかと思ってましたが、錘はこの程度で重心調整できました。
主翼は組み込む前に墨入れまで済ませてますが、機首と垂直尾翼は接着する前に塗装しました。
ここからは完成品です。
兵装を搭載して完成です。
イタリア空軍 第6航空団 第154飛行隊 ディアボリ・ロッジ の仕様で仕上げました。
パネルラインはかなり控えめでした。金型の抜き方向の関係で殆ど消えているラインのみ深彫りしてます。
機体上面の墨入れグレーは拭き取りきらずに残し目にしてます。
主翼を最後進位置にしてみました。
こっちは最前進位置の状態です。
水平尾翼を差動させてます。
機首下方の銃口は開口してます。
組説のイタリア空軍機の仕様では主翼外側のパイロンには兵装は無しでしたが、
部品がありましたので賑やかしで付けてます。