Revell 1/72 ノースアメリカン T-2C バッカイ
ノースアメリカン社はアメリカ海軍のための評価と開発のために複座のYT2J-1を6機先行生産し、1958年の1月31日に初飛行しました。 開発コストを削減するために、同社が生産した複座の機体のデザインを取り入れました。 FJ-1フューリーの主翼とT-28Cトロージャンと同様の操縦システムが流用されています。
本機は優れた航法、爆撃、射撃の中間/高等練習機で、練習生に航空母艦での戦闘機パイロットの資格を与えるために着艦フックを装備していました。 最初のバージョンであるYT2J-1はウェスティングハウス製J34-WE-46単発の機体で、1959年にBuckeyeと命名され、201機が生産されました。 エンジンをプラットアンドホイットニーのJ60-P-6双発に換装したYT2J-2は97機が生産されて1965年に部隊配備が始まりました。 1962年に両機はそれぞれT-2A、T-2Bと名称が変更されました。
ゼネラルエレクトリックJ85-GE-4の双発としたT-2Cは1968年12月10日に初飛行し、主にアメリカ海軍の訓練飛行隊に配備されました。 T-2Cは231機が生産されました。T-2は扱いやすく、多様性に優れ、保守も容易であったことから長らく使われましたが2004年までにT-45Aゴスホークに置き換えられました。 ニックネームのBuckeye(バッカイ)は栃の木のことで、オハイオ州の木でもあるのでオハイオ州の住民という意味も有ります。
製作の記録です。機首に尻もち防止の鉛の錘を仕込みました。約6gです。
販売はRevellですが金型はMatchBoxのようで、スジ彫りの一部はかなり太い運河彫りです。
今回はこの運河彫り彫り直すために、伸ばしランナーで一旦埋めました。
機体はMr.HOBBYのアクリジョンで塗ってます。白を塗って、黄色を混ぜた赤の塗装中です。
ドラフティングテープでシートベルトを伸ばしランナーで操縦桿を追加しました。
インパネのデカールは胴体に直接貼る指定でしたが、
0.3mmのプラ板でインパネ部品を作ってデカールを貼ってから胴体に接着しました。
ここからは完成品です。
デカール貼って、半光沢クリアをスプレー、墨入れして完成です。
1975年メリディアン海軍基地(訓練施設)所属機のマーキングです。
翼の前縁の銀色もアクリジョンで塗ってます。
脚カバーのエッジはガンダムマーカーの赤を塗ってます。
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
練習機ですのでウェザリングは墨入れのみです。
キャノピー後端と胴体間には隙間ができましたが、白塗料を流し込んで誤魔化しました。
増槽の先端は航法灯ですが、内側は防眩塗装されてますので航法灯は外側半分のみです。