プラッツ 1/72 航空宇宙防衛軍団 FFR-41MR メイブ 雪風
神林長平 著の小説 戦闘妖精「雪風」を元に制作されたOVAに登場する機体で、以下はOVAの設定です。
有人機である戦術偵察機FFR-31MRスーパーシルフの後継機として開発されたのは、無人偵察機FRX-99レイフでした。 このFRX-99を有人化した機体がFRX-00メイブで、制式配備時にはFFR-41MRと命名されました。
FFR-99では統合型飛行/ミッション自動システム・ポッドが装備されていた箇所に、FRX-00のパイロットとシステム・オペレーターの2名が搭乗するコックピット・ポッド通称「ライフカプセル」が搭載されています。 このカプセルは巡航時、観測時、さらに駐機時と飛行状態に応じて位置を変えることができます。
後席のシステム・オペレーター前にはホログラムと球面鏡を用いた疑似立体ディスプレイ、「ホロスフィア」が装備されています。 FRX-00の操縦システムとミッション・システムはFRX-99と同じく高度に自動化されていますので、本来的には自律的に飛行とオペレーションが可能になっています。 無人機FRX-99の空中機動性は乗員の肉体的な限界に制約さえていませんので設計荷重は9Gを大きく超えていると思われます。 FRX-00のライフカプセル以外の基本機体はFRX-99とほぼ同一ではあるため、空中機動性もFRX-99と同等になりますが、実際のミッション飛行では殆どの場合フライト・コントロール・システムが人間の限界を考慮して操縦を行うようです。
製作の記録です。小さいものを除いた無発泡ウレタン樹脂製の部品です。
中性洗剤で洗って、サーフェイサーが切れていたのでスポンジヤスリの800〜1000番で表面をなめましたが、
塗料の密着性はあまり良くありませんでした。
ライフカプセルは、成形されたコックピットに透明樹脂を被せた一体成型品です。
主翼はイモ付けの設計なので金属線を仕込みました。水平尾翼やカナードには
接着用のベロが有りましたが、一部が折れてしまったのでやはり金属線を仕込みました。
脚と排気管を除いて塗って、組んで、デカールを貼りました。
クリアのスプレーに備えてキャノピーはマスキングしました。
写真の中央は排気管の上部の部品です。一つ紛失したので厚紙で二つ作りました。
ここからは完成品です。
半光沢クリアをスプレーして墨入れして完成です。
特殊戦第5飛行隊所属の深井零が操縦する「雪風」のマーキングです。
上面の暗いグレーはクレオスのC331とC339ですが、半光沢クリアで殆ど区別できなくなりました。
ライフカプセルは巡航時の位置です。さすがに可動させるのは無理でした。
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
しかし、この状態では側方は殆ど見えませんね。
垂直尾翼こそ有りませんが、ステルス性は全く考慮されてないスタイルです。
機外兵装は豊富な設定ですが、キットでは一切再現されてません。脚はホワイトメタル製です。