フジミ 1/72 マクドネル・ダグラス F-15E ストライクイーグル
第4世代ジェット戦闘機に分類されるF-15はF-4の後継機として開発された大型の制空戦闘機です。 F-15Eストライクイーグルは、F-111やF-105の後継機となることを目標にしてF-15に本格的な対地攻撃能力を持たせた直列複座の戦闘爆撃機で、第4.5世代ジェット戦闘機に分類さます。
全天候下で対地兵器を確実に目標に命中させるためには操縦と兵装システムの操作を分担する必要があり、このために複座のレイアウトが採用されました。 複座のF-15B/Dと外見の大きな違いは有りませんが、機体構造の多くが再設計されており、火器管制装置にも大幅に改良されています。 胴体側面には多数のハードポイントが設けられたコンフォーマル燃料タンクが標準装備されました。
もともとF-15が持っていた充分なエンジンの余剰推力がF-15Eの大きな兵装搭載量を実現させてました。
製作の記録です。サイドコンソールはデカール、腰のベルトは平たく潰した鉛の糸オモリです。肩のベルトはモールドされてました。
コックピットを胴体右側に組み込んで、レドーム背面に約3gの鉛のオモリを仕込みました。
インパネのデカールは幾つかに分割して貼ってます。
インテークダクトとエンジンが再現されてます。エンジンは着脱可能です。
上下あるいは左右に分割されたパーツを貼り合わせて、合わせ目を処理しました。
一体モールドの水平尾翼は機体挟み込んで可動の設計ですが、
後の作業がやりにくいので金属線で軸を延長して後で差し込めるようにしました。
塗装してデカール貼って、排気口周りの銀色の領域とコックピットをマスクして半光沢クリアを掛けました。
スピードブレーキのパーツは開閉両方とも塗装しました。
ここからは完成品です。クリックすると大きなサイズで見ることができます。
ウェザリング、残りの兵装、脚周りを組み付けて完成です。
第4戦術戦闘航空団第336戦術戦闘飛行隊所属機のマーキングです。
Mr.ウェザリングカラーのマルチブラックでウォッシングしました。
爆弾やミサイル等、兵装は満載です。ミサイルの黄色と赤の帯はデカールを止めて塗装しました。
レドーム内にはレーダーが再現されており、1台だけですがエンジン台車の部品も付いてました。
スピードブレーキは開状態に置き換えられます。
水平尾翼は差し込んでいるだけなので可動します。
垂直尾翼先端の黄色の帯はデカールのサイズが合わないので塗装しました。
1/72となってますが、キットの翼幅は20cmで実機は13.05mですので実際の縮尺は約1/65と一回り大きいです。
兵装はC字の形をしたホルダーに嵌め込む設計でした。実機とは異なりますが、そのままにしました。
サイドワインダー、レーダー、スピードブレーキ内部、エンジン台車の塗装説明は有りませんでした。