MACH2 1/72 ダグラス A2D-1 スカイシャーク
ダグラスA2Dスカイシャークは同じくダグラス社のA-1スカイレーダーの後継機として、A-1の原型機が初飛行した1945年に開発が始まりました。 A-1は原型機の初飛行から23年の間、第一線で活躍したアメリカ海軍最後のレシプロ艦上戦闘機で、朝鮮戦争やベトナム戦争に参戦しました。 A2DはA-1のレシプロエンジンをターボプロップエンジンに換装することを基本に開発された機体で、尾翼などはA-1のものが流用されていますがコックピット下にエンジンを搭載するために胴体は再設計されています。
A2Dは1950年3月26日に初飛行し、良好な性能が認められましたので、A2D-1として300機以上が発注されました。 しかし、アリソン社製XT-40ターボプロップエンジンは並列に配置した2基のガスタービンを1基の減速ギアボックスで連結し、二重反転プロペラを駆動する複雑な構造であったため信頼線が低く、エンジン起因の墜落事故も発生しました。 このためアメリカ海軍は1952年にA2Dの開発をキャンセルし、ダグラス社に新たにタービンジェットエンジンのA4Dスカイホークの開発を命じました。
製作の記録です。なんともおおらかな組立説明書です。部品に番号が無いので形状で判断します。
尾翼側を基準に胴体左右を接着しましたが、胴体右側の機首が寸足らずなので、0.5mmのプラ板で延長しました。