ACADEMY 1/72 ロッキード・マーティン F-16CG ファイティング・ファルコン
F-16ファイティングファルコンは1970年代初めにアメリカ空軍の軽量戦闘機(LWF)計画によって開発された機体です。 当初はF-15を補助する軽量の昼間戦闘機を狙って開発されましたが、後に全天候戦闘機に変更になり、対地攻撃能力も付与されました。 F-15と同じプラットアンドホイットニー社製のF100ターボファンエンジン単発でフライ・バイ・ワイヤをはじめとする多くの新技術と前例の無い空気取り入れ口のレイアウト、ブレンデッド・ウイングボディなどの斬新な設計を盛り込み、ある面ではF-15以上の優れた性能を示しました。 安価、高性能のF-16はアメリカ空軍以外の西側諸国にも大量に配備されています。
F-16CはMSIP(Multinational Staged Improvement Program)と呼ばれる段階的近代化計画により初期の生産型であるA型から発達した機体で、レーダー火器管制装置や電子機器をより高性能なものに変更して、目標の探索、識別能力などの近代化を図った機体です。 これにより新型ミサイルAIM-120(AMRAAM)の運用が可能となり、空戦能力が大幅に向上しました。
製作の記録です。インパネの緑色のLCDはデカールですが、下地が突き出しピンの跡で凹んでいましたので台紙ごと貼りました。
コックピット前のパネルは選択式なので別部品になってます。
機首には少し錘を仕込んでおきましたが、後に調整する場合に備えて錘を放り込めるよう大穴を開けました。
本体を組立・塗装・墨入し、デカールを貼りました。クリアのスプレーに備えてキャノピーはマスクしてます。
ここからは完成品です。
半光沢クリアをスプレー、脚と兵装を取り付けて完成です。追加の錘は不要でした。
2004年、韓国群山基地の第8戦闘飛行団司令官乗機指定塗装で仕上げました。
キャノピーは透明度が良く、薄くスモークが掛かってます。
武装にもそこそこデカールを貼りました。
X-15用のスタンドに乗せてみました。爆弾先端の黄帯は塗装してます。
翼端はAIM-120B、内側に向かってAIM-9X、GBU-31(V)1 JDAM、370gal増槽、センターはAN/ALQ-184 ECMポッド
インテーク下の右舷はAN/AAQ-14 LANTIRN Targeting Pod、左舷はAN/AAQ-13 LANTIRN Navigation Podです。
排気管内部はもっとカサカサのつや消しにしたかったんですが。。。。