Revell 1/72 ダッソー・ミラージュIIIR
ミラージュIIIは1950〜1960年代の最も優れたフランス製戦闘機で、広く海外でも大成功を納めました。 マッハ2級の高高度迎撃機として設計されて1956年11月17日に初飛行を迎えますが、この時点ではマッハ2には届かず、エンジンをより強力なアター09に換装したミラージュIII Aでフランス空軍の要求に達しています。
III Cは最初の量産型で、III Eはエンジンをアター09Cに換装した戦闘爆撃機型、III R型は機種にカメラを搭載した偵察機型です。 本機は第三次中東戦争でイスラエル空軍機がアラブ側の機体を圧倒したことが有名ですが、それ以外の多くの空軍でも採用されています。
製作の記録です。インパネはデカールが用意されてましたがサイズが合いません。そのまま使ってますけど。。
コックピット前方には鉛の錘を仕込みました。
コックピット後方はがらんどうですので厚紙でインテークダクトの内側兼前脚収納庫をでっち上げます。
エンジンは取り外し可能な設計です。
ラインは凹と凸が混じってます。段差が凸でパネル周辺や動翼の境界が凹ならそのままにしたんですが
そんな明確な使い分けはされてませんでしたので、凸は彫り直しました。
ウインドシールドと胴体の隙間は溶きパテで埋めて、キャノピーの方はプラ板で枠の厚みを増してます。
主翼と胴体の隙間は摺り合わせしきれませんでしたので溶きパテで埋めてます。
スプレーを使った下面の銀塗装に備えてマスキングしました。
ここからは完成品です。
迷彩塗装を施して偵察機型のIIIRとして完成です。
銀を塗った下面はそのままで、上面には半光沢クリアをスプレーしました。
増槽はメタルカラーのアルミを塗って磨き上げました。
外側パイロンの空対空ミサイルはフィンがランチャーと干渉したので、フィンを薄くしてあります。
エンジンは取り外し可能な設計ですが、排気口カバーと胴体の摺り合わせの関係で固定しました。
ウインドシールドのパテ埋めはなんとか上手く行ったんですが。。。。
左右ともコンソールカバーとの間に接着剤が染みこんでしまいました。