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ACADEMY 1/72 ロックウエル OV-10D ブロンコ |
OV-10ブロンコはアメリカ空軍、海軍及び海兵隊で運用するためのLARA(Light Armed Reconnaissance Aircraft= 軽武装偵察機)計画においてロックウエル社が提案し採用された機体です。 その後計画は COIN(Counter-Insurgency=対反乱)機へと発展し、1969年よりOV-10Aの運用が開始されました。 OV-10DはNOGS(Night Observation/GunshipSystem=夜間観測/ガンシップシステム)の名称で開発された 夜間作戦能力を付加した機体で、主に海兵隊で運用されました。 1970年に2機のNOGS試作機が納入されましたが、78年にはNOS(Night Observation System=夜間観測システム)へ 転換され、79年後半よりD型として納入が開始されました。 ベースとなるA型の機首を延長して機首下面に AN/AAS-37 FLIR/LRD(Foward-Lokking InfraRed/Laser Rangefinder-Detector(ID)system=前方赤外線監視 装置/レーザー測距-目標指示システム)、胴体下面にM-197 20mmガトリングガン旋回砲塔、リアブームにチャフ ディスペンサーを装備し、これらの装備強化による重量増加に対応するためエンジンとプロペラシステムも改良 されました。 本機は1979〜80年にかけて主にA型から18機が改修され、1991年の砂漠の嵐作戦にも参加しました が1994年には全機退役しました。 |
1991年1月、砂漠の嵐作戦時サウジアラビアに展開していたアメリカ海兵隊の仕様です。 |
現用機には珍しくワイヤーの空中線が有ります。 |
ギャレット社製 T76-G-420/421ターボプロップエンジン(1,040馬力)2基で回しております。 |
自然光での撮影ですが、少し曇っていますので赤っぽいと思います。 |
キャノピーの部品は型の関係で前(風防)と天蓋が左、右、上の計4分割されています。組みにくかったです。 かなりのテールヘビーですので、長めの機首は勿論ですが、コクピットの後にもたっぷり鉛の錘を仕込みました。 |
キャノピー以外に組みにくいところはさほど無いんですが、デカールは糊が弱くて困りものでした。 マークセッターとマークソフターを使いまくりましたが、それでもシルバリングは防げませんでした。 |
速度は求められない機体ですが、2,000馬力程度にこんなに武装して大丈夫かと思ってしまいます。 |
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