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ITALERI 1/72 コンベア B-58A ハスラー |
1950年代始めにアメリカ空軍は次世代の超音速爆撃機の開発に着手しました。 この開発計画には複数のメーカ ーから提案がありましたが、戦闘機F-102で無尾翼デルタ機の経験を持つコンベア社が選定されました。 何回か の試作の後に1956年にXB-58が完成し、同年11月11日にはアメリカ空軍初の超音速爆撃機として初飛行しています。 本機は胴体内には爆弾倉を装備しておらず、爆弾は胴体下のポッドに収納するか、翼下に吊り下げる方式のため 大量の爆弾を搭載することは出来ませんでしたが、マッハ2という高速を活かしてソ連の防空網を高々度から高速 で突破して核攻撃を行う選択肢をアメリカ軍の核戦略に加えることになりました。 しかしながら、アメリカ軍の 核戦略の一部転換や、運用コストの高騰、汎用性に乏しいことから、1969年には全機が退役してしまいました。 |
アメリカ空軍の仕様ですが、所属部隊等の詳細は不明です。 |
下地塗装に黒をスプレーして、胴体にはタミヤのAS12をスプレーし、部分的にマスキングして MrカラーのNo.8をスプレーしました。主翼は黒の上にNo.8をスプレーしてます。 |
主翼後縁の内側は銀に黒鉄色と黄色を少しませたものを筆塗りしました。後縁の外側はエンジンの排気が当たるところ ですので、焼鉄色としました。主翼上で少し出っ張っているくさび型と長方形の領域にはハセガワのジュラルミン フィニッシュを貼りました。もう少し落ち着いた艶でしたが、上からクリアーをかけたのでキラキラになってしまいました。 |
武装は単体の爆弾×4発、普通のポッドか特大のポッドの3種類から選択出来ましたが、どれにするか決めかね ましたので、ポリキャップを仕込んで、全て脱着可能にしました。これで箱に入っていた部品は全部使いました。 |
二種類のポッドのうち小さな方です。これなら音速を超えて巡航できそうです。 |
特大のポッドを装備すると、こんな格好になります。 |
前脚が格納できそうにありませんが、構造を見ると、格納時は一旦前に倒して、 脚柱が水平に近くなったところで後上にスライドするように引き上げるようです。 |
ポッドを装備する関係でしょうか、脚柱がかなり長いことが分かります。胴体はそこそこ幅がありますので コクピットは広めですが、先頭はパイロットのみで二人の爆撃手席はその後にタンデムに配置されてます。 |
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