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ITALERI 1/72 カモフKa-29 |
世界的な同軸(二重反転)ローターヘリの先駆者であるニコライ・I・カモフが創始したカモフ設計局はソビエト海軍向けにいくつも のヘリコプターを開発してきています。 回転トルクを押さえるためのテイルローターが不要なので同軸ローターヘリは胴体長が短く て済み、艦載用としては最適であるためです。 Ka-29 もその例に漏れず同軸の2重反転ローターにより回転トルクをうち消しており 、西側の艦載ヘリに比べ小型化されています。 Ka-25ホーモンを対潜哨戒ヘリコプターとして採用していた旧ソビエト海軍でしたが、米原子力潜水艦の能力向上に伴って対潜哨戒・ 制圧すべき海域が広くなったため、Ka-25では能力不足であることが心配の種となりました。 そこで1960年代末から新型機の開発が 開始され、1973年にプロトタイプが完成した新型機は、やはり同軸ローターを持ったKa-27 でありました。 Ka-25に比較すると胴体 が延長され、夜間および悪天候下での作戦能力も強化され、自動ホバリング機能の採用など対潜ヘリコプターとして完成された設計 でありました。 1980年代初めから艦隊配備が開始され現在もロシア海軍の対潜哨戒・救難捜索ヘリとして活躍しています。 そんな なかで上陸作戦を支援するための強襲型がKa-29となります。 歩兵部隊を収容するために延長された胴体には兵員16名を収容可能で あり、外部兵装用のステーションも備えており強力な火力を確保しています。 |
ソビエト海軍仕様ですが詳細は不明です。 |
ロケット弾とローターが無ければコロっとした虫みたいなスタイルと色合いです。 |
右舷後部のドアが随分高い位置にあります。 どうやって出入りしたんでしょうね。 |
後脚もステーが沢山あって構造が複雑ですね、もう少し簡単に出来そうに思いますが。。。。 |
二重反転ローターはいつものことですが、組立は結構やっかいでした。 |
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