前に戻る 案内所に戻る 次に進む

スペシャルホビー 1/72 サーブ J-21R

第二次世界大戦中にスウェーデンは中立性を確保するために空軍力の強化を図りました。 このためにサーブ社 が開発したのがJ-21で、胴体後部にエンジン(ダイムラーベンツのDB605B)とプロペラを配置するために尾部を 二本のブームで支える双胴のレイアウトを採用し、1943年に初飛行しています。

終戦後、J-21の機体を再設計し、デハビランド・ゴブリン・ターボジェットエンジンを搭載して生まれたのが Saab J-21Rで、スウェーデン国内で製造された最初のジェット機でした。 前身の21とはエンジン以外にも異なる ところが多くあり、設計における共通部分は当初期待された80パーセントを大きく下回る50パーセントに過ぎま せんでした。 最も顕著な違いは水平尾翼が従来の位置より上に移動されたことで、これはジェット排気を避ける ための処置でした。

4機の試作機が作られて1947年3月10日に初飛行しており、1949年8月にはエンゲルホルムの戦闘機部隊であるF-10 に対して初の引き渡しが行なわれました。 当初は戦闘機型のJ-21Rとして開発された機体でしたが、後退角が浅 いため臨界マッハ数が小さい・高空での上昇・急降下性能が戦闘機としては不十分といった問題を抱えていまし た。 一方で、より高性能な新鋭のジェット戦闘機J-29が1948年10月には初飛行を終えていたこともあり、当初 予定されていた120機の生産数が半減されると共に、全ての機体が攻撃型のA-21Rへと用途が変更されることに なりました。


製作の記録です。
J-21R_P01.jpg(197667 byte)
コクピットから製作開始です。シートベルトはエッチングで、インパネは計器のフィルムを挟むタイプです。
J-21R_P02.jpg(219797 byte)
尻餅防止に釣り用の鉛玉を仕込みました。
J-21R_P03.jpg(287123 byte) 機体が組上がりましたので、これから塗装します。各動翼の後縁は薄く削ってやりました。
J-21R_P04.jpg(125604 byte)
胴体下に懸架されるもので、最初は増槽かとも思ったんですが、どうやらガンパックのように思われます。
懸架用の支柱がイモ付けでしたので真鍮線で補強してます。
J-21R_P11.jpg(184789 byte) 脚柱のフォークとレジン製のタイヤはイモ付けの設計でしたので。。。
J-21R_P12.jpg(248407 byte) 車軸として0.28mmの真鍮線を仕込むことにしました。

ここからは完成品です。
J-21R_UFR.jpg(162929 byte) 1952年のWing F7(第7戦闘機隊?)の仕様で仕上げました。
J-21R_UBL.jpg(134158 byte) 上面はクレオスの309番グリーン、下面は13番ニュートラルグレーで塗ってます。
J-21R_LUF.jpg(151948 byte) 筋彫りは浅い方でしたが、埋もれることもなく何とか見えてますね。
J-21R_RUB.jpg(138892 byte) デカールは良質でマークソフターも適度に効いてくれました。
J-21R_FSL.jpg(71107 byte)
動翼のアクチュエーターはエッチング部品が付いてましたが、強度が持たないでの真鍮線で置き換えました。
J-21R_RFU.jpg(132588 byte) 右翼前縁から下に生えているのはアンテナだと思うのですが、風圧で曲がらないか心配なレイアウトです。
J-21R_LSS.jpg(87658 byte) 脚柱のトルクリンクはエッチングパーツです。

製作の記録の先頭に戻る

完成品の先頭に戻る

前に戻る 案内所に戻る 次に進む