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ACADEMY 1/72 チャンスボート F-8E クルーセイダー |
F-8クルーセイダー(十字軍の意)はアメリカ海軍で最初の超音速艦上戦闘機です。 1951年9月にアメリカ海軍 は新型の艦上戦闘機の提案要求を航空機メーカー各社に提示しました。 1952年6月29日、チャンスボート社の提 案を承認したアメリカ海軍は2機の試作契約を結び、XF8U-1クルーセイダーの名称を与えました。 1955年3月25日 には原型1号機が初飛行し、超音速飛行にも成功しました。 本機に見られる最大の特徴は、何と言っても主翼に 可変取付角機構を採用したことです。 このツーポジション・ウイングと呼ばれる機構は、油圧ジャッキで主翼前 端を7度上方に持ち上げるもので、機首を上げたことと同じ効果が得られるので、抵抗も増えますが揚力を増加 させることができます。 特に着陸時の低速進入時に機首上げ量を減らすことが可能となり、視界の改善に大きく 貢献しています。 当初、本機は艦隊防空用の昼間戦闘機として開発されましたが、後期生産型では完全な全天候能力を持つに至り 、主翼下面に容量2,000ポンドのパイロンが2箇所設置されて対地攻撃にも、その能力を発揮するようになりま した。 ベトナム戦争では、その高性能を活かして、戦闘機としてはもとより対空砲火制圧や近接航空支援作戦に も投入され、戦争前半のアメリカ空母部隊の主力として活躍しました。 |
製作の記録です。 |
機体内部に各種の臓物を仕込みました。 左から錘、インテークダクト+前脚収納庫、主翼庫、エアブレーキ庫、主脚収納庫、アレスティングフック庫です。 この機体なら錘は要らないかもしれませんが、念のために入れてます。 |
胴体を接着して乾燥中です。 インパネのメーターはデカールです。 主翼庫は何故かイエローグリーンの指定でした。 |
機体と主翼の塗装を終えました。 上面はMr.Colorの315番、下面の白は316番です。 これから墨入れに 進みますが、この316番は発色させるために数回重ね塗りしてますので、浅くなった筋彫りの補修を行います。 |
ここからは完成品です。 |
1967年3月 アメリカ海兵隊 第333全天候戦闘飛行隊 ファイティング・シャムロックス所属機仕様です。 |
デカールは殆ど余白が無くて良好でしたが、とにかく硬くてマークソフターを使っても苦労しました。 |
太陽光下で撮影してみました。 |
シルエットは細身の機体ですが、このアングルではインテークや武装でいかめしく見えます。。 |
キャノピーの黄色のシールド?はデカールが用意されてましたが、貼れそうも無いので塗装してます。 |
水平尾翼の下方にはシリアルナンバーのデカールが貼ってあるんですが、ベントラルフィン を組み付けると隠れてしまいました。 リカバリのしようもないのでそのままにしてあります。 |
主翼を持ち上げているジャッキは右舷の一本のみで心細い感じがしますが、 飛行中に掛かる力は引っ張り方向なのでこれでも問題無いそうです。 |
サイドワインダーと爆弾のクリアランスがかなり小さいことが分かります。 サイドワインダーの取付角度はチョット怪しいですけど。。。。。。 |
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