ハセガワ 1/72 ロッキード・マーティン F-35A ライトニング II
F-35ライトニングIIはアメリカ軍のF-22に続く第5世代戦闘機で、統合攻撃戦闘機計画、通称JSF(Joint Strike Fighter Program)計画で採用された機体です。この計画における概念実証機試験でX-35が競作機X-32に勝利し、 F-35として量産化への道を進むことになりました。
最初の第5世代戦闘機であるF-22の約10年後に開発された本機には最新のアビオニクスや技術が採用されています。 従来のHUD(ヘッドアップディスプレイ)に代わってヘルメットのバイザーに状況を表示するシステム(HMD)はその 代表例で、パイロットは顔をどの方向に向けていてもHMDから情報を読み取ることができます。 空対空レーダーや空対地レーダー、各種センサーも高機能化されており、さらにこれらの有用な情報はデータ リンクによって僚機と共有することができるようになっています。
これらの総合的に非常に高い情報処理性能と、F-22と同等とされるステルス性能でこれまでに無い汎用性と生存 性を両立させています。日本の航空自衛隊も2016年から調達を始めるFXにこのF-35Aを選択しています。
製作の記録です。機体は上下の二分割でインテークとエグゾーストは再現されていますが、エンジンは含まれません。
胴体・翼の上下を接着して塗装しました。垂直尾翼は嵌めこんでいるだけです。
光沢クリアをスプレーしてデカールを貼りました。F-35特有のパターンの殆どはデカール表現です。
パイロットは両手と頭部が別部品でした。HUDはHMDに取って代わられています。
ここからは完成品です。
半光沢クリアをスプレーした後、墨入れして完成です。
2013年ネリス空軍基地の第53航空団 第53試験評価航空群 第422試験評価飛行隊
"グリーンバッツ" 所属機の仕様で仕上げました。
初回ロットの限定版ですのでスモークグレーのキャノピーが付属していました。
胴体内の兵器倉は閉状態で武装も付属しませんので脚上げ状態で組みました。
翼端の航法灯はモールドを削って、付属のクリアパーツに置き換えました。
機首の左右に付いているピトー管は強度も考えて針金に置き換えました。
こんなスタンドが付属してますが、機体の角度は半固定式です。