前に戻る 案内所に戻る 次に進む

ハセガワ 1/72 グラマン EA-6B プラウラー

アメリカ海兵隊がグラマンA-6イントルーダー艦上攻撃機を電子戦用に改良したEA-6Aは敵レーダーの機能妨害や 偵察で予想以上に大きな活躍をしました。 海軍でも本格的な電子戦用機の必要にせまられたためEA-6Aの実績を ベースにEA-6Bプラウラーの開発に着手しました。 大量の電子装置を操作するために電子戦士官は3名とされ、 パイロットと合わせて4座の機体になりました。 このため、コクピット部分はA-6から約1.8m延長されています。 垂直尾翼上端には大型のアンテナレドームが装着され、胴体や翼下の5箇所のハードポイントには敵のレーダーの 欺瞞装置やジャミング装置など任務に応じて各種のECMポッドを装備することができます。

原型の初飛行は1968年5月25日で、1971年から部隊への引き渡しが開始され、各空母に配属されているほか、 海兵隊にもEA-6Aの後継機として採用されています。


製作の記録です。
EA-6B_PCSIM.jpg(231392 byte) コクピットは胴体に挟み込む構造ですが、落ち込み防止にプラ棒のシムを挟んでます。
EA-6B_PPNL1.jpg(208703 byte) インパネはデカール表現ですが、被写界深度が浅くて後席はぼけてます。
EA-6B_PWHT.jpg(225898 byte) 主なコンポーネントの組立・サンディングが終わりました。
下面はMr.Colorの316を田中克自流で筆塗りの予定なので下地に白を塗りました。
胴体下面・水平尾翼・主翼下面や増槽等は缶スプレーし、方向舵と主翼上面の動翼は筆塗りしてます。
EA-6B_PBTM.jpg(235804 byte) 一つ前の写真から一週間が経過してますが、ひたすら下面色を塗っておりました。
翼前縁の黄色や機首とECMポッドのレーダー色も塗りましたので、やっと上面色に掛かれそうです。
EA-6B_P316.jpg(239276 byte) 上面の塗装中です。
EA-6B_PDCL.jpg(273735 byte) デカールを貼り終わりました。
EA-6B_PCKP.jpg(174667 byte)
やっとコクピットが出来ました、今回は(も?)シートベルトを追加した程度です。
前席左舷のパイロット席は少し前進した位置に有ります。

ここからは完成品です。
EA-6B_UFL.jpg(206718 byte) アメリカ海兵隊 第2戦術電子戦飛行隊 プレイボーイズ の所属機仕様で仕上げました。
EA-6B_UBR.jpg(200211 byte) コクピット回り以外は半光沢のクリアをスプレーしてあります。
EA-6B_LUF.jpg(188092 byte) 第2風防と第3風防はスモークグレーの塗装指示が有りましたので、エナメルのスモークを
塗ってありますが、濃くするとムラが目立ちましたので、かなり薄めで留めました。
EA-6B_BUL.jpg(189633 byte) 塗装中の写真ではコクピット後方のブレードアンテナは大小2枚有りますが、正しくは1枚のようで、
前方の一枚を切り飛ばして、艶消し黒の塗装位置も修正してあります。
EA-6B_FUR.jpg(173852 byte) キャノピー枠の黄色ライン(ゴムシールド?)も細い筆で手描きしました。
EA-6B_FLZ.jpg(163140 byte) ECMポッドの先端にはプロペラが装備されており内蔵された発電機に接続されているようです。
大電力で妨害電波を出した時でも機内の発電機に負荷を掛けないようになってます。
EA-6B_RSS.jpg(125796 byte) 機首には固定式の受油プローブが有りますが、視界の邪魔にならないんでしょうかね。

製作の記録の先頭に戻る

完成品の先頭に戻る

前に戻る 案内所に戻る 次に進む