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HOBBY BOSS 1/48 ソビエト陸軍 T34/76 |
1931年に出現したアメリカのクリスティー戦車に源を発し、BT戦車系列、各種改良試作車を経て1940年6月に 最初の量産型であるT34のA型が登場しました。 当時としてはかなりの長砲身で、非常に強力な76mm砲を搭載し、 抜群の攻撃力を誇っていました。 防御面においては現在では常識の被弾径始思想を世界で初めて大幅に取り入れ、 これによりその装甲厚の割には強力な装甲防御力を得ることができました。 重量も軽く、広いキャタピラによる 低接地圧、高速向きのクリスティー懸架の採用なども合いまって機動性も極めて優れたものでした。 以上のようなバランスのよくとれた総合性能において本車を上廻る戦車は当時他に例が無く、特にその防御力は 抜群で、当時本車を確実に撃破できるドイツ戦車は存在せす、逆にドイツ戦車は本車から命中弾を受ければひと たまりもなかったために本車の出現により多くのドイツ戦車や対戦車砲は旧式化されてしまうという事態に陥 りました。 1944年からは85mm砲々塔を搭載した強化型T-34/85が生産されるようになり、戦後のものまで含めると約十万両も のT-34が生産されたと言われています。 1950年の朝鮮戦争では北朝鮮軍の主力戦車であり、その後も旧東側諸国 の多くで活躍したようです。 |
製作の記録です。 |
このキットは車体内部も再現されてします。 まずは、側壁?にサスペンションのスプリングの部品を仕込みます。 |
車体に組み込みました。 |
エンジン、冷却ファン、ミッションを組み立てました。 |
エンジン、ラジエータ、燃料ポンプ等を組み込みます。キャビンの細かいところは後まわしにします。 |
キャタピラは駆動輪と誘導輪回りは付属しているジグを使って一枚ずつ接着します。 |
水平なところのキャタピラは一枚ものです。 黒鉄色を塗ってます。 このキャタピラはセンターガイドがスプロケットの歯の役割を兼ねているようで駆動輪が歯を掴むようになってます。 |
足回りを組立てました。 誘導輪基部の部品は車軸と取付軸が(多分実車と同じように)ずれていましたが、 位置決めの突起が有り、それに従って組み立てると、キャタピラの長さが少し足りませんでした、コマを増やして 調節するほどの長さでは無かったので、誘導輪基部の位置決め突起をカットして回転させて調整しました。 |
塗装前の車体上面です。 手摺りは0.45mmの銅線で置き換えました。 車体後部のエンジンカバーはエッチングのメッシュとプラ部品が一体成形されたパーツでした。 |
砲塔は基部のリングを左右から挟み込む設計ですが、後の作業がやりにくいので、 右(砲塔左半分)のように挟み込み部分を削り取って上下に填め込みできるように加工しています。 |
主砲を組み立てて塗装しました。砲身は車体色で塗りますのでここでは塗装前です。 |
左写真:主砲を挟んで砲塔を組立、塗装・クリアスプレー・デカールを貼りました。 右写真:砲塔基部に乗員のシートや砲塔回転装置?を組み付けました。これを砲塔の下から填めてやります。 |
ここからは完成品です。 |
所属部隊等は良く分かりません。砲塔の文字はなんて書いてあるんでしょうね。 |
キットの箱には冬季迷彩の作例写真が有りましたので、雪の戦場を走り回っていた頃だと思います。 |
ということで雪の汚れでウエザリングが正解なんでしょうけど、単に錆びているだけのような。。。 |
アンテナは0.45mmの銅線です。 起こしてあると砲身の邪魔ですから、普段は倒してあるようです。 |
キャタピラの凸にはクロームシルバーでドライブラシしてます。 |
ボックスアートや接地していないキャタピラの部品形状を見るとロードホイールとキャタピラは 殆ど接触しているのが正解の様ですので、ホイールが低すぎた(車高が高すぎた)かもしれません。 道理でキャタピラの接着が厳しかった訳です。 |
少し寄って撮影しました。 砲身は最大仰角です。 |
車体の上下と砲塔は固定していませんので、車内を見ることが出来ます。 |
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