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AFV CLUB 1/35 M1128 Stryker MGS |
冷戦の終結に伴い、世界各地で地域紛争や内戦勃発といった新たな脅威が発生するようになると、アメリカ陸軍 はSBCT(ストライカー戦闘旅団)を編成し、この状況に対応することにしました。 SBCTとは装輪式装甲車とHMMWV (高機動多用途装輪車輌)で構成され、高度にコンピュータ化された部隊で、状況に即応して迅速な展開行動を可 能にしています。 1972年にスイスのモワグ社が様々なバリエーション展開が可能な装輪式装甲車ピラニアシリーズの供給を開始し ました。 1983年にアメリカ海兵隊が発注したことを契機に、ピラニアはのアメリカ軍への導入が始まりました。 1996年に導入されたピラニアIIIは7.62mm機銃から105mm砲まで搭載火器の選択が可能で、どの場合でも総重量は 20トン以下に抑えられるのでC-130輸送機への積載が可能でした。 そのため次世代の新型装輪式装甲車のベース としてピラニアIIIが選択されています。 新型装輪式装甲車は、戦死後に議会名誉勲章を受章した二人のアメリカ軍兵士の名前を取って「ストライカー」 と名付けられました。 ストライカーシリーズは、共通のシャーシに異なる車体や武装を換装して搭載すること ができるように設計されており、その転換作業は前線においても可能であることから、部隊運用に高い柔軟性を 持たせることに成功しています。 MGS(モバイルガンシステム)は対戦車戦闘や敵の強固な防御戦を突破する作戦においてSBCTの要となる存在にな っています。 2006年7月からアメリカ陸軍に配備されたMGSは105mm砲と4種類・18発の戦術的砲弾を装備して、 歩兵部隊支援の任務に就いています。 |
製作の記録です。 |
いきなりランナーの写真です。 ランナーには識別文字がモールドされてますが、 何しろ数が多いので探し易くするために標識を付けました。 |
金属製の砲身の部品が付属しています。 発射時に後退した状態のギミックのためにスプリングも付属してます。。 |
砲身回りを組立てました。 ハッチの取っ手は付属のエッチングパーツを使ってます。 |
車体下部です。 装輪車はここの組立工数が多いです。 メカニズムが良く分かって見せ場かもしれませんが、 完成したらひっくり返さないといけないんで、あまり見ないと思うんですけどね。。。 |
後部を組み立てて下部に接着します。 ハッチは開閉可能な設計でしたが中身が再現されてませんので固定しました。 |
車体の上部まで組み立てて下部・後部と一体化しました。 メッシュ部品も付属のエッチングを使いました。 |
途中の写真が有りませんが、砲座やホイールも組み立ててタミヤのオリーブドラブ2を下塗りとしてスプレーし、 タミヤアクリルのフラットグリーンとNATOグリーンの混色で塗装して、エナメルの艶消し黒で墨入れしました。 |
墨入れの余分な塗料を落として、主砲は先に砲座に組み付けておきます。 デカールを貼る所を狙って光沢クリアをスプレーしました。 |
全体を組み上げて、に艶消しクリアをスプレーして汚し塗装直前です。 タイヤはメタルプライマーの上からタイヤブラックを塗ってます。 |
ここからは完成品です。 |
汚し塗装を行って完成しました。 |
車体の上半分はデザートイエロー、下側はフラットアース、タイヤはさらに黒と赤を加えたもので汚してます。 |
泥だらけになるまで走ってきたみたいで、チョット汚し過ぎたようです。 ハッチの多くは開閉可動に出来ましたが、中身が空っぽなので全て固定しました。 |
砲座は回転出来ますし、多少は砲塔の仰角を変えられます。 ペリスコープや主なライトはクリアパーツが用意されてますのでクリアカラーを塗ってやりました。 |
光沢クリアでデカールのシルバリングを防止したつもりですが、イマイチな結果でした。 機関銃の銃座回りは細かい部品が多く、組み上げてから折ってしまって補修してます。 |
バックミラーの表面にはハセガワのミラーフィニッシュを貼ってます。 |
ホイップアンテナは0.45mmの銅線で、先にはゼリー状の瞬着でボールを作りました。 |
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