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タミヤ 1/35 アメリカ陸軍 M42 ダスター |
M42ダスターは戦車部隊と共に行動して対空戦闘を行うために、それまでのM19A1対空自走砲の後継車として1950 年に開発が始められました。 設計・試作はゼネラルモーターズのキャデラック自動車製作部が担当し、同社が 運営するクリーブランド陸軍戦車工場で完成し、1953年末に制式化されました。 M42の車体はM41軽戦車をベース としており、エンジンもM41と同系のコンチネンタル製AOS-895-S型水平対向6気筒過給器付き空冷ガソリンエンジ ンを搭載しました。 武装はM2A1型40mm連装対空機関砲がオープントップ方式の旋回砲塔に装備されています。 制式採用前の1952年にT141の試作名称で一部の高射自動火器大隊に装備されたダスターは増加試作型の数両が 朝鮮戦争に参加し、制式化された後は1954年からM16A2と共に機甲師団と歩兵師団の高射自動火器大隊の主装備 として部隊配備が始まられました。 1956年にはNATO軍と旧西ドイツ国防軍にも供給され、1960年からは陸上自衛隊高射特科部隊にも22両が配備され ています。 その後、ベトナム戦争にもダスターは参加しましたが、発射速度が高く、弾道が低伸する強力な 40mm機関砲は地上目標の攻撃にも大変有効だったため、その砲口は空ではなく、地上に向けられました。 歩兵 部隊の火力支援やゲリラの掃討や拠点防衛、輸送部隊の護衛などに大きな威力を発揮し、アメリカ陸軍にとって 無くてはならない存在として大きな信頼を集めました。 |
製作の記録です。 |
車体内部の下側です。部品分割と成形の関係で開口されたままのところに蓋をします。 |
車体の上下を組み立てました。 サスペンションアームは車体と一体モールドされてます 転輪を付ける前にタミヤのウェザリングスティック(マッド)で下部を汚してます。 |
砲座はオープントップです。 前方のシールドは継ぎ目の処理をしたんですが、 周辺に着くラックやステーも接着部を整形するためにパテを盛ってます。 |
車体を塗装してエナメルのフラットブラックとフラットブラウンを混ぜてウォッシング したんですが、下地がオリーブドラブなのであまり変わりばえしません。 |
ここからは完成品です。 |
ベトナム戦争時の仕様で仕上げました。 |
組説には書いてありませんでしたが、砲弾らしき部品が有りましたので装填してやりました。 |
対空砲の最大仰角です。 アンテナは1mmプラ棒の先端を削り、根本には真鍮パイプを被せて作りました。 |
足回りもタミヤのウェザリングスティック(マッド)で汚してます。 |
車体上面はウェザリングマスター(マッド)を擦りつけました。 |
砲座後部の機関銃はM60です。 |
砲口の周囲にはウェザリングマスター(スス)を擦りつけてます。 |
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