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DRAGON 1/35 ドイツ陸軍 Sd. kfz. 138/2 HETZER |
ヤクトパンツァー38(t)ヘッツァーはドイツ陸軍兵器局の命令によってチェコスロバキアのBMM社によって開発さ れた駆逐戦車です。 主砲は7.5cm対戦車砲Pak39で重量は約16tでした。 量産開始は1944年4月からで生産最優先 車輌に指定されました。 同年9月からは同じくチェコの自動車会社であるシュコダ社も生産に参加し、終戦まで に合計2,584両が完成しました。 ヘッツァーは、その生産時期によって転輪・点検ハッチ・ザウコプ(防楯)などに差異があり、一般的には前期型 と後期型に区別されています。 車輌の構造が単純なおかげで稼働率も高く、生産性も良いため駆逐戦車としては 成功作になりました。 大戦末期には欠乏する戦車や突撃砲代わりに部隊配備された東部戦線や西部戦線で文字通りの死闘を演じました。 装甲が非力で居住性にも問題は有りましたが、ソ連のJS-2重戦車を撃破した記録が残っているそうです。 |
製作の記録です。 |
車体下部にサスペンションを組み付けて塗装しました。 |
キャタピラは連結接着式です。 片側108枚、合わせて216枚をランナーから切り離してゲートを処理しました。 |
転輪を塗装して組み付けました。 キャタピラの組み付けは片側分を全て接着してからエイヤー と曲げる手もありますが、今回はスプロケットに合わせて駆動輪に接着してから直線部分と合体させ、 最後は誘導輪の角度で調整する作戦です。 直線部分はヤスリが丁度良いガイドになりました。 |
右側のキャタピラが組上がりました。 |
左側を開始しました。こっちは上側の直線部を先に作って、これから駆動輪に合わせて組み付けていきます。 |
左側も終了しましたが、右も左もこの後の作業で所々外れては補修の繰り返しでした。 |
砲身基部の取付部にはセロテープを巻いて、摺り合わせをきつめにしています。 |
車体上部を塗装して、先に大まかにウェザリングした下部と接合しました。 |
ここからは完成品です。 |
初期型として完成させました。 |
アンテナは0.9mmの真鍮線の先端を尖らせて銀を塗ってます。 |
ベースの色は組立中の写真のように緑と茶ですがウェザリングで色味が良く分からなくなってます。 |
予備のキャタピラには錆びている表現をしましたが、少しオーバーだったようです。 |
組説には1944年ワルシャワのPoland Home Armyという説明が有りました。 ポーランド国内軍に捕獲された車輌かもしれませんが良く分かりません。 |
排気管のマフラーはエッチングパーツです。焼けて錆びてるつもりです。 |
デカールは前面のものだけで、車体の番号も国際標識も有りません。 |
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