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タミヤ 1/35 西ドイツ 対空戦車 GEPARD |
地上部隊にとって低空から狙い撃ちのように襲い掛かる地上攻撃機が恐るべき存在になることは既に第二次世界 大戦当時から明らかなことでした。西ドイツ(当時)陸軍は、かつてのドイツ軍が対戦後半には連合軍の絶対的 な制空権下に苦しい戦いを強いられたことから地上部隊に随伴する機動力の有る防空兵器としての対空戦車の重 要性に着目し、その創設以来、4次・約20年に渡る計画によって初の自主開発の対空戦車としてゲパルトを制式 化しました。 武装としては有効射程が4000m、最大射撃速度は毎分約550発という高性能を誇る対空・対地両用のエリコン35mm 機関砲2門を回転砲塔に装備し、砲塔前部に射撃管制レーダー、後部には全周警戒レーダーを備えて、コンピュー ターによる射撃管制によって非常に高い目標発見能力、命中力を持つことが大きな特徴になっています。 乗員は車長、砲手、操縦手の3名で、車体は主力戦車レオパルドIのもを流用しており、最高速度は時速約65kmと 戦車部隊と行動を共にするのに十分な機動力を持っています。 |
製作の記録です。 |
車体底面にもモールドが有りますが、モーラーライズ時代?の名残だと思われます。 そのためか、車体の上下は分割できるように後方の爪と前方のポリキャップで留めるようになってます。 |
車体下部とホイールはこの段階でウェザリングスティックで汚しを掛けました。 履帯はメタルプライマーをスプレーして黒鉄色を塗って、内側を汚してます。手前側は汚し前の履帯です。 |
砲塔内部はベースホワイトをスプレーしてエリコン機関砲を仮組したところです。 歯車とそれにひっかけるベロで角度を変えて留めることができます。 |
車体下半部には履帯を巻いて汚しも終えました。 |
機関砲基部はギヤ部品の中で噛み合わせになってますがクリアランスが大きすぎますので 角度を合わせやすいようにシム(赤囲い)を付けました。 |
砲塔と車体上半分にデカールを貼って、エナメルの黒とスモークでウォッシングして艶消しクリアをスプレーしました。 |
ここからは完成品です。 |
ウェザリングマスターのマッド、サンド、ライトサンドで汚して完成です。 |
西ドイツ陸軍の仕様で仕上げました。 |
砲塔のハッチは開閉できて、フィギュアを立てることができます。 |
機関砲を最大仰角にして、標定レーダーも角度を合わせてみました。 |
索敵レーダーは後ろに倒すことができます。 |
砲塔後部のドアは開閉できて、内部の電子機器も再現されています。 |
バックミラーは畳んだ状態で固定です。 |
ホイップアンテナは0.55mmの針金の先端を削ったものです。 |
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