HOBBY BOSS 1/35 152mm ShkH DANA vz.77
ShkH DANA(ダナ)は1970年代遅くにチェコスロバキア陸軍のためにZTSが開発した152mm装輪式自走榴弾砲です。 そのためソ連製の2S3 Akatsiya(アカーツィヤ)の導入は見送られました。 本車両はTatra(タトラ)815(8x8)トラックを土台にしており、1981年に実戦配備され、1994年までに750両が生産されました。
運転手と車長は前部の運転席に搭乗し、車体中央に配置された砲塔の左側に砲手と装填手、右側に弾薬運搬主が搭乗します。 砲塔には自動装填装置が装備されており、砲塔内と車体に合わせて60発の砲弾を搭載できます。 砲塔の旋回角度はケーブルの関係から225度に制限されてます。
製作の記録です。運転席です。組み立てるとほとんど見えなくなりますが、塗って軽くウェザリングしました。
やはり組み立てるとほとんど見えませんので、黒鉄色に塗ったのみです。
車台?です。ベースを半光沢黒で塗って、外から見えそうな所は迷彩の基本色を塗ってます。
車体の組立が概ね終わりました。後部のハッチを閉じる前は右下のインサートのような状態でした。
主砲を組み立てて基本色を塗りました。前方の2本のシリンダー内部にはスプリングが入ってます。
全体を迷彩塗装しました。迷彩の境界は未処理です。
運転席の窓にはワイパーが有りますので、それらしくマスクして汚れを散らします。
ここからは完成品です。
全体を組み上げてウェザリングして完成です。
所属部隊等の詳細は不明です。上面は塗装図が無かったのでパターンは推測です。
砲身の仰角が一番低い状態です。移動時はこの角度でしょうね。
仰角が一番高い状態です。これ以上高くするとシリンダーが外れてしまいます。
固定用のスタンドを降ろして、ステップも展開した状態で作りました。
上の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
車体は墨入れしてから、クレオスのサンディウォッシュでウォッシングしてます。
上の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。
砲身の後部は自動装填装置に関連した装備だと思います。
バックミラーとスタンドの摺動部にはハセガワのミラーフィニッシュを貼ってます。
タイヤはベビーパウダーにサンディウォッシュとグラウンドブラウンを混ぜて汚してます。