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ハセガワ 1/35 日立建機 双腕仕様重機 アスタコNEO

アスタコNEOは日立建機株式会社が設計・製造した重機です。 大きな特徴は主腕と副腕の二つの腕を持っていることで、この二つの腕を同時に操作することで障害物をつかみながら切断したり、支えて引っ張りだしたり、長いものを折り曲げたりと複雑な作業を行うことができます。

アスタコ(ASTACO)の名前はAdvanced System with Twin Arm for Complex Operation(双腕複雑操作先進システム)の頭文字とスペイン語でザリガニを意味するASTACOから命名されました。 2003年に開発が始められ、2005年に第一号機が完成し、その後も改良が続けられました。 2011年の東日本大震災の被災地に緊急出動して建物の解体や瓦礫の撤去などに従事し、その性能の良さが注目されました。 2012年9月には製品として販売が開始されており、リサイクル分野や災害救助などでの活躍が期待されています。

製作の記録です。
ASTACO_NEO_Z11.jpg(69635 byte)
操縦席です。前方の背の高いレバーと中央の二つのペダルがクローラのコントローラーで、
左右のペダルがアーム先端のアタッチメント、サイドスティックはキャビンの旋回やアームのコントローラです。
ASTACO_NEO_Z12.jpg(46443 byte)

オペレータは茶髪の女性のようです。
ASTACO_NEO_Z13.jpg(87430 byte)
操縦席はこんなキャビンに納まります。デカールは内向きの注意書きです。 ASTACO_NEO_Z14.jpg(77955 byte)
副腕を組み立てました。アクチュエイターは全て伸びた状態にしてみました。 ASTACO_NEO_Z15.jpg(88900 byte)
アクチュエイターを全て縮ませるとこうなります。 ASTACO_NEO_Z22.jpg(68559 byte)
主腕のアクチュエイターを全て伸ばした状態です。
グラップルのアクチュエイターはパーツ化されてませんので伸ばすと開くと推定してます。 ASTACO_NEO_Z21.jpg(193546 byte)
全て縮ませた状態です。 ASTACO_NEO_Z31.jpg(267636 byte)
駆動輪と誘導輪は可動しますが、荷重輪は固定です。
誘導輪はスプリングで履帯に対して前後方向のテンションを掛けられるようになってます。 ASTACO_NEO_Z32.jpg(204534 byte)
アームを伸ばした時につんのめらないように車体後部に錘を仕込みます。

ここからは完成品です。

ASTACO_NEO_UFL.jpg(177899 byte)
バックミラー等を組み付けて完成です。 ASTACO_NEO_BUR.jpg(182380 byte)
メンテナンスハッチは外してラジエーターを見ることができます。 ASTACO_NEO_RUF.jpg(186468 byte)
可動部はパチっと嵌めこむところも有りますのでプラは全体に柔らかい材質のものでした。 ASTACO_NEO_LUF.jpg(173652 byte)
ドアも可動にしたかったんですが難しくて断念しました。半開きで固定してます。 ASTACO_NEO_RFS.jpg(162177 byte)
主腕のフォークグラップルの内側はヒケ防止で肉抜きされてますので埋めるのが正解のようです。 ASTACO_NEO_RSU.jpg(48378 byte)
アクチュエイター(シリンダー)の摺動部にはハセガワのミラーフィニッシュを貼ってます。 ASTACO_NEO_FSA.jpg(145874 byte)
バックミラーの鏡にもミラーフィニッシュを貼ってますが、分かりにくいです。 ASTACO_NEO_BLS.jpg(158941 byte)
履帯まわりは軽く汚しましたが、後は部分的に墨入したのみです。

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