タミヤ 1/35 陸上自衛隊 10式戦車
10式 (ひとまるしき) 戦車は最新のテクノロジーを駆使して2010年に制式採用された陸上自衛隊の最新鋭戦車です。
主砲には国産の新型120mm砲が搭載されています。 攻撃力をアップさせながら、砲塔などにモジュール装甲を装備して防御力と運用性の向上が図られました。 またC4Iネットワークを導入して各部隊が連携した戦闘が可能になっています。 さらにコンパクトなパワーパックの採用による車体の小型軽量化で優れた機動力を実現し、全国の部隊への配備と迅速なトレーラー輸送が可能となりました。
2012年から部隊配備が開始され、富士周辺の部隊を中心に運用・乗員教育が進められて、74式戦車と順次交替して配備されつつあります。
製作の記録です。転輪周りを組み立てました。車体の底にはジオラマで固定するために3mmのナットを仕込むモールドが有ります。
3mmでビス穴を開けてナットを瞬着で留めておきました。ナットの抜け防止の蓋のパーツも付いてます。
OROCHIの連結可動履帯PF-002を使います。履板と中央のコネクタは若干柔らかい材質ですが、
エンドコネクターはポリキャップと同じような柔らかい材質です。
コネクタははめ込むだけでも抜ける心配は無いので接着剤不要です。
キット付属のベルト式履帯が片側74枚のところ、可動履帯は79枚でピッタリでした。なので間隔は少し短めです。
履帯と下部車体の側面は完成時に見えそうなところだけウェザリングしました。
車体の上下を接着してから、サイドスカートとフロントのマッドカバーを組み付けました。
マッドカバーは先に塗ってマスクしておきました。
先に仕込んだナットを使って、持ち手にするために缶ズプレーの蓋を3mmのビスで固定しました。
砲身は根本をポリキャップで支えます。向かって左の軸受には仰角を制御するストッパがモールドされてます。
小さい部品は後回しにして迷彩塗装して、デカールを貼りました。
半光沢クリアをスプレー、墨入れして砲塔と車体をウォッシングしました。
ここからは完成品です。クリックすると大きなサイズで見ることができます。
ウェザリングを追加してフィギュアや機関銃や小物を載せて完成です。
富士教導団 戦車教導隊 第一中隊所属車輌のマーキングです。
半光沢クリアをスプレーした後、ステインブラウンや油彩でウォッシングしましたが、
不自然に光沢が有るように感じましたので、つや消しクリアをスプレーしました。
側面のマッドガードをメインにウェザリングマスターのマッド系を擦りつけました。
ホイップアンテナは0.55mmの金属線です。
砲身を最大仰角にしてみました。