前に戻る
次に進む
案内所に戻る

ハセガワ 1/700 アメリカ海軍航空母艦 TICONDEROGA

1943年2月に起工された航空母艦ハンコックが後にタイコンデロガと名称が変更され、1944年5月8日に竣工しました。 本艦は初期のエセックス級と比較すると全長が12フィート延長された長船体型に所属しており、40mm機関砲も増設されています。 エセックス級は基本的にヨークタウン級の拡大改良版で、兵装や防御力の強化や、搭載機数の増加が図られました。 構造的には舷側エレベータの採用が特徴的で、全部で24隻が完成しました。

本艦は1944年11月のルソン空襲を始め、比島作戦に活躍しましたが、1945年1月21日に台湾沖で特攻機2機の命中を受け大破しました。 修理の後、沖縄作戦や日本本土の空襲に参加し、終戦までの間に日本軍の艦船や航空機に多数の損害を与えたと言われています。 戦後、近代化改修が施され1954年9月に再就役しました。

製作の記録です。
TICONDEROGA_Z11.jpg(127040 byte)
バリエーション展開の関係でしょうか、艦首は矢印のところで分割されて別部品になってます。 TICONDEROGA_Z12.jpg(24202 byte)
舷側は三色の迷彩塗装です。境界のみ先に細く塗装します。 TICONDEROGA_Z13.jpg(152196 byte)
喫水板にナットを仕込みました。エッジ以外にも船体の梁?で糊代が有ります。 TICONDEROGA_Z14.jpg(127616 byte)
船体の迷彩を塗装して、飛行甲板を組み付けたら作業し難い所は兵装を除いて仕上げておきます。 TICONDEROGA_Z15.jpg(121819 byte)
同様に艦首側です。 TICONDEROGA_Z16.jpg(161892 byte)
飛行甲板は艦橋周辺を除いて塗装し、標識と艦番のデカールを貼りました。 TICONDEROGA_Z21.jpg(167800 byte)
船体と飛行甲板を合体させて、艦橋回りの艤装が終わりました。

ここからは完成品です。

TICONDEROGA_UFL.jpg(103202 byte)
甲板の兵装と空中線マストを装備し、艦載機を搭載して完成です。 TICONDEROGA_UBR.jpg(103386 byte)
年次は良く分かりませんが、近代化改修の前だと思います。 TICONDEROGA_LUB.jpg(113615 byte)
中央と舷側のエレベーターは下げた状態にしました。 TICONDEROGA_RUF.jpg(109251 byte)
空中線マストの部品は横桁が無い状態でしたが、0.45mmの針金で追加しました。
艦尾側は立ててますが、艦首側は出撃に備えて倒した状態です。 TICONDEROGA_BRG.jpg(273369 byte)
艦橋は露天甲板のようです。この時期で露天かなとも思いましたが、資料も無いのでそのままにしました。 TICONDEROGA_PLN.jpg(264591 byte)
艦載機はコルセア、ヘルキャット、ヘルダイバー、アベンジャーでプロペラと主脚は市販のエッチングです。 TICONDEROGA_FLS.jpg(51091 byte) TICONDEROGA_BLS.jpg(130022 byte)
前後に長いので、このようなアングルはきついですね。距離を取って撮影して、中央から切り出してます。 TICONDEROGA_MST.jpg(170254 byte)
艦首側の空中線マストは倒したままだと収納に邪魔ですので、
起倒式にするために0.8mmパイプでヒンジを仕込みました。

製作の記録の先頭に戻る 完成品の先頭に戻る

前に戻る
次に進む
案内所に戻る