アオシマ 1/700 海上自衛隊護衛艦 DD-113 さざなみ
「さざなみ」(DD-113)は「たかなみ」型護衛艦の4番艦です。 「たかなみ」型は「むらさめ」型に続く第4世代のヘリコプター搭載汎用護衛艦で基本的に「むらさめ」型に準じていますが水上打撃力を強化したのが最大の特長です。
前部甲板に装備されている垂直発射機構(VLS)からは短SAM専用のVLSが廃止され、短SAMとアスロック兼用のMk41に統合されました。 このMk41では一つのセルに短SAMが4発が納められます。 セル数は「むらさめ」型に比べて倍増され32セル分が搭載されています。 また搭載されている砲も水上打撃能力向上のため127mm砲に強化されています。
搭載ヘリコプターは通常1機で臨時に1機が追加格納可能な設計となっていますが「たかなみ」型では着艦拘束装置の移送軌条を2本としており、本格的な2機運用も視野に入れたものとなっています。 対艦ミサイルは「むらさめ」型同様に国産の90式対艦ミサイル(SSM-1B)を搭載していますがハープーンの運用も可能となっています。
2014年3月12日の編成替えにより第4護衛隊群第4護衛隊に編入され、呉が定係港となりました。
製作の記録です。錘は使いませんが、錘固定用の壁とプラ棒とエポキシ接着剤でナットを固定します。
船首甲板とのつなぎに隙間ができましたのでプラ板と溶きパテで埋めてます。
通行帯の白帯は凸を削ってスジ彫りしました。ヘリ甲板の穴はエッチングの移送軌条を裏から接着するためです。
艦橋構造物のマスト基部では、プラ部品用のダボ穴を伸ばしランナーで埋めてます。
ヘリ甲板の落下防止ネットは折り曲げて接着するための糊代がついてますが、
これを折り曲げずに差し込めるように溝を掘りました。プロペラガードは針金で自作です。
上甲板の縁からギリギリに細い溝を掘って手摺を接着します。
上部構造物とマストのほとんどの手摺を接着しました。