ピットロード 1/350 海上自衛隊ミサイル艇 はやぶさ
海上自衛隊初のミサイル艇である1号型ミサイル艇は水中翼船という特異な形状ゆえに問題点も多く、さらに 不審船などの脅威が増し、高速艇の必要性が痛感されました。このような背景から新たに計画されたのが 「はやぶさ」型です。船体は大型化が図られ、基準排水量の200トンは1号型の4倍にも及びます。
またステルス性を考慮したシャープなスタイルはレーダー反射面積のシミュレーションによって設計されたもの です。推進機関はガスタービン3基によるウォータージェットが採用されたことで44ノットの高速を誇ります。 ガスタービン機関は始動速度が早く、有事に際して即座に行動を起こすことが可能です。
兵装として海上自衛隊初のステルス型シールドを纏った62口径76mm速射砲と90式艦対艦誘導弾の連装発射筒2基 を装備し、これらがOYQ-8B戦術情報処理装置によって正確な攻撃力を発揮します。
製作の記録です。台座に固定用のナットを仕込むために今回はプラ棒を組み合わせてみました。
支柱の方には0.9mmの真鍮線を仕込みました、位置を合わせて船底には穴を開けます。
ウォータージェットの噴射ノズルには船体からパイピングが有ります。1/700用のエッチング手摺を使ってみました。
手摺の支柱は0.28mmの針金で作ります。高さをあわせて切断するために穴を開けた2mmプラ棒を用意しました。
0.074mmのハリスを使って手摺を張りました。
概ね船体を塗装したところで、デカールを貼りました。
ここからは完成品です。
PG-824 はやぶさの完成です。
現用の護衛艦ですので墨入れも極僅かに止めました。
手摺はトップの位置が少し高すぎたようです。
ホイップアンテナはプラパーツをそのまま使いました。
主砲の砲口は0.3mmで開口してあります。
艦首と艦尾の旗はデカールを0.14mmのプラ板に貼ってます。
旗索は0.1mmのハリスを張り、作業艇は0.2mmのハリスで固縛しました。