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ピットロード 1/700 日本海軍駆逐艦 朧

「朧」(おぼろ)は一等駆逐艦吹雪型(特型)の17番艦で、特型の中でもII型と称される中期建造艦の7番艦でもあります。 さらに「朧」以降は煙突の形状の違いから特型IIAと称されることもあります。

太平洋戦争開戦時には第23駆逐隊等のグアム島攻略部隊の各艦と合流してグアムの戦いのための上陸作戦を掩護しました。 1942年(昭和17年)1月以降、本艦はクェゼリンを中心に哨戒や警戒に従事し、4月には横須賀鎮守府警備駆逐艦に指定されました。 4月中旬から8月末にかけては、横須賀を拠点として近海の哨戒を行い、横須賀から大湊警備府や馬公警備府への輸送の護衛を行いました。 同年10月1日、本艦は北方部隊に編入され、横須賀に戻って本艦と合流した「初春」とともに10月11日午後、弾薬輸送物件を搭載して横須賀を出航しました。 占守島を経由してキスカ方面へ航海中の10月17日にキスカ島の北西30海里の地点で2隻はアメリカ陸軍航空軍のB-26爆撃機の爆撃を受けました。 本艦は被弾により舵が故障状態となり、さらに輸送中の弾薬が誘爆して12時35分に沈没しました。

製作の記録です。
IJN_OBORO_Z11.jpg(137456 byte)
展示台の底面にナットを固定したプラ板を貼ります。 IJN_OBORO_Z12.jpg(165186 byte)
船体の上下は分離可能にしたいんですが、上下間にダボ・ホゾ等が無いので
展示台の支柱のセンターに上部船体まで貫通する長さの金属線を仕込みます。 IJN_OBORO_Z13.jpg(32347 byte)
これで前後左右の位置決めはできましたが、上下に隙間ができましたので、磁石の登場です。 IJN_OBORO_Z14.jpg(27309 byte)
下部船体の艦首と艦尾の計二箇所にネオジム磁石を仕込みます。 IJN_OBORO_Z15.jpg(27057 byte)
上部船体の底には使い古しのカッターの刃を接着します。 IJN_OBORO_Z17.jpg(36152 byte)
上部船体に甲板を接着、塗装して手摺りを張りました。
IJN_OBORO_Z16.jpg(23050 byte)

艦橋の窓部分は削り取って、
エッチングのラッタルを窓枠にしました。
IJN_OBORO_Z18.jpg(128045 byte)
甲板上の装備の一部とマストを組み付けて、マスト周りに張線しました。

ここからは完成品です。

IJN_OBORO_UFL.jpg(119918 byte)
武装や装備を組み付けて、空中線を張線して完成です。 IJN_OBORO_UBR.jpg(135006 byte)
ここから先の画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。 IJN_OBORO_RUF.jpg(141901 byte)
1942年の状態で仕上げました。 IJN_OBORO_LBS.jpg(108068 byte)
スクリューシャフトにはメッキシルバーを塗ってます。 IJN_OBORO_RFU.jpg(111893 byte)
船体上下を分離してウォーターライン状態です。
張線にはメタルリギングの0.06号(0.047mm)を使いました。 IJN_OBORO_LBU.jpg(101995 byte)
艦首と艦尾の旗はデカールの台紙を薄く削いで0.45mmの金属線を挟むように貼り合わせてます。 IJN_OBORO_LUF.jpg(193461 byte)
クリアコートはせずに、ウェザリングはスミ入れ塗料の黒です。 IJN_OBORO_RUB.jpg(183802 byte)

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