TRUMPETER 1/350 中国海軍フリゲート 淮北(Huaibei)
製作の記録です。
キットの箱の側面です。組説も全て中国語のみで、青少年向けの科学教材として流通したもののようです。
上の写真から販売元は「WASAN PLASTIC MODEL CO.」のようですが、船体部品の底には左のような刻印が有りましたので、成形はトランペッターと思われます。
船体の上半分をC324で塗ってマスクし、下半分は艦底色のC29をスプレーしました。
電気系を組み込みました。スクリュー軸が艦底を突き抜けるところには付属のオイルを充填しました
ヘリ甲板と一緒にモールドされている落下防止ネットは削りとって、自作のネットで置き換えます。
ネットはM551シェリダンの余り部品を流用してます。
甲板と舷側に段差が発生しましたので、シム(クリアのプラ板)を入れました。
逆にヘリ甲板の下には大きな隙間が出ますので白のプラ板で埋めてやりました。
ヘリ格納庫の扉は全く再現されてませんので、プラ板で壁、0.88mmのプラ棒でシャッターを作りました。
艦橋の窓は何故か凸になってますので、面一にするために窓の周囲を中心にパテを盛ります。(完成写真参照)
1/350のエッチング手摺は手持ちが有りませんでしたので、0.28mmの針金と0.073mmのハリスで手摺を張りました。
左:キットの煙突パーツを貼り合わせました。面上の凸部分にヒケが有りましたので埋めようと思いましたが。。
右:実艦の写真とは違うようなので、凸を削り落として、ナイフでそれらしいスジ彫りを入れました。
副砲(対空砲?)は一発抜きですが、サンディングの邪魔なので砲身を置き換えます。(完成写真参照)
主砲の砲身は金型のズレが激しいのでプラ棒で作り直しました。
マストの上半分はバリだらけですので、こっちもプラ棒で作り直します。
ヘリのローターは厚いので0.3mmのプラ板で作りなおしました。
支柱はL字に曲げた針金を半田付けしてます。
ここからは完成品です。
半光沢クリアをスプレーし、張り線して完成です。
デカールは付属してませんので、ジャンクから数字のデカールを探して貼ってます。
ヘリ甲板の標識ラインは塗装です。
18E-390VAディーゼル2基(14,000馬力)とMTUディーゼル2基(8,840馬力)のCODAD(Conbined Diesael and Diesael)
方式で回しておりますと書きたい所ですが、実艦は2軸でブレードも5枚(キットの部品は3枚)のようです。
ヘリコプターはモーター用のスイッチの上に置いて、スイッチを隠してます。
副砲の砲身は0.8mmのアルミパイプで置き換えました。
ホイップアンテナはキット部品を使いましたが、先端を少し削ってます。
艦橋はたっぷりパテを盛って整形し、窓を黒で塗ってます。窓裏のプラが厚いので開口は断念しました。
船底下の黒いカプセル状のものは超大型魚雷では無く、内部に金属製の円柱を収めた錘です。
中央構造物は電池交換のために脱着可能になってます。
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