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バンダイ 1/700 地球深部探査船 ちきゅう

地球深部探査船「ちきゅう」は日本の独立行政法人「海洋研究開発機構(JAMSTEC)」が開発・保有する科学掘削船です。

地球深部を掘削調査し、巨大地震発生のしくみ、地球規模の環境変動、地球内部エネルギーに支えられた地下生命圏、新しい海底資源の解明など、人類の未来を開く様々な成果を上げることを目指して活躍しています。 科学調査線として初めて採用したライザー式掘削システムと、常に変化する風や波、海流に抗して洋上の1点に留まるダイナミックポジショニングシステムにより、海面下10,000mもの大深度掘削能力を持っています。 また圧力の変化や酸素にあふれた環境で急激に変化してしまう海底下深部から回収して研究サンプルを素早く高度に分析できる研究ラボでは国際的に選抜された研究者が地球・生命科学の最先端研究に取り組んでいます。

製作の記録です。
CHIKYU_Z11.jpg(210018 byte)
このキットは六色の多色成形とクリアパーツから成っています。塗装しなくても、それなりの完成度を
得るために緑と青の領域用にシールが用意されてます。緑は通路(甲板)で青は喫水の帯です。
ランナーは全部で14枚有りますが、画像で見えているのは、その一部です。
組み立ては一部のパーツを除いて接着剤不要のスナップフィットになってます。
CHIKYU_Z12.jpg(67476 byte)

これは船体中央にそびえるデリックのパーツで、一体成型されています。さすがバンダイですね。
CHIKYU_Z13.jpg(21220 byte)
船首先端部分の開口部はさすがのバンダイも抜ける設計にはされてませんので、開口作業中です。 CHIKYU_Z14.jpg(103342 byte)
概ね組説の順番に従って、船首甲板・船尾甲板・船橋・ヘリ甲板まで組み立てました。
成型色が活かせるところは無塗装として、シールが用意されているところと細部のみ塗装することにしました。
船橋の頂部には衛星用のアンテナ等の細かい部品が付きますが、後回しにしてます。
このタイミングでヘリ甲板と船体のデカールを貼ってしまいました。 CHIKYU_Z21.jpg(124759 byte)
船体中央のデリックを除く構造物を組付けました。引っ掛けそうな部品は後回しにしてます。 CHIKYU_Z31.jpg(104195 byte)
船体中央の構造物を組み付けました。この船の心臓部ですね。右画像(上下逆)は構造物の内部です。 CHIKYU_Z41.jpg(39292 byte)
水平尾翼とテイルローターは薄く削って、メインローターのブレードはエッチングパーツの枠で置き換えました。
窓はミッドナイトブルーで塗ってます。赤い所はデカールです。

ここからは完成品です。横長画像はクリックすると大きなサイズで見ることができます。

CHIKYU_UFR.jpg(299451 byte)
クレーンや衛星アンテナ、デリックを組み付けて完成です。 CHIKYU_UBL.jpg(306063 byte)
海底を掘削している状態です。 CHIKYU_LUF.JPG(71559 byte)
海底(台座)に接している装置は噴出防止装置です。船首の船底近くの開口部はサイドスラスタです。 CHIKYU_RDB.jpg(239206 byte)
推進力は角度変更可能な6基のアジマススラスタで得ています。なので舵は有りません。 CHIKYU_RUB.jpg(298529 byte)
船体上下の結合部はゆるくなるように削って、上下が容易に分離できるようにしました。 CHIKYU_ROP.jpg(144671 byte)
右舷の外壁の一部は外して内部を見られるようになってます。外した外壁も内側を見せてます。 CHIKYU_LUB.jpg(261281 byte)
船尾の国旗はアルミホイルに貼ったデカールです。 CHIKYU_RFU.JPG(75056 byte)

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