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ピットロード 1/700 ロシア海軍駆逐艦 ボエボイ

ボエボイは1985年就役の旧ソビエト海軍大型駆逐艦ソブレメンヌイ級の6番艦で、それ以前の艦とは対空レーダーが異なるので後期型に属します。 本級は同時期に竣工したウダロイ級よりも対水上戦闘能力と対空能力を重視して設計されています。

本級は駆逐艦に類別されていますが基準排水量は6,000トンを超えています。 主兵装のSS-N-22SSMの4連装発射筒は艦橋両脇に2基配置され、130mm連装砲とSA-N-7SAM発射機を艦の前後に1基づつ配置されたダブルエンダー型で、均整のとれた美しいシルエットであることも特徴になっています。

製作の記録です。
BOEVOY_Z11.jpg(182781 byte)
喫水板にはナットを仕込みます。型抜きの関係で舷窓が省略されていますので0.5mmで開口しました。 BOEVOY_Z12.jpg(39408 byte)
飛行甲板の標識はデカールが用意されてますが黄ばんでいましたので塗装することにしました。
標識の凸モールドに白を乗せて、この後で周囲を甲板色で埋めていきます。 BOEVOY_Z13.jpg(61144 byte)
上甲板と主な構造物を組立・塗装しました。 BOEVOY_Z14.jpg(63960 byte)
上甲板に手摺を貼って舷側を塗装しました。
喫水線の白線(ブーツトップ?)は深めにスジ彫りして白を墨入れしてます。
ここでは船体下部は黒で塗ってしまってますが、赤が正解なので塗り直してます。 BOEVOY_Z21.jpg(196826 byte)
構造物にも手摺を貼ると持つ所が無くなってきましたのでL字金具(見えてませんが)をネジ止めして、さらに
バイスで挟んで固定してます。国旗のデカールは薄い紙に貼りたかったので手帳用のリーフを採用しました。
BOEVOY_Z32.jpg(22577 byte)

後部マストの基部をイモ付けしないために0.28mmの針金で補強しました。
BOEVOY_Z31.jpg(99230 byte)
ヘリのローターブレードが厚いので0.14mmのプラ板で置き換えました。
左は二重反転ローターの置き換え前の下側、右が置き換えた上側です。

ここからは完成品です。

BOEVOY_UFR.jpg(198834 byte)
マスト、ヘリの組付け、張り線を行って完成です。 BOEVOY_UBL.jpg(202575 byte)
仕上げに半光沢クリアをスプレーしています。 BOEVOY_LUF.jpg(188523 byte)
艦番が640だった時期は1987年のようです。 BOEVOY_VBR.jpg(199741 byte)
塗装説明では上甲板はグリーンか船体色(グレー)でしたので好みでグリーンを塗りましたが
WEBでロシア艦の写真を見るとブラウンで塗られていることが多いようです。 BOEVOY_RCB.jpg(203774 byte)
手摺は汎用のエッチングパーツ、マストやラッタル等は付属のエッチングパーツですが、
ヘリのローターもエッチングで欲しかったところです。 BOEVOY_FRU.jpg(56765 byte)
主砲の砲口は0.3mmで開口してます。 BOEVOY_LBU.jpg(39468 byte)
ホイップアンテナ類は伸ばしランナーで自作しましたが、艦橋回りのものは避雷針のようです。 BOEVOY_BRS.jpg(38616 byte)
艦首と艦尾の旗竿は0.45mmの銅線で置き換えてます。

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