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今井科学 1/200 シュミット・ネダーランド

シュミット・ネダーランドは大型帆船を主に支援するように設計されたタグボートです。

2基のディーゼルエンジンを搭載し、ブリッジ内の二つの舵と吹き口に設置された二つのスクリューで優れた 操縦性を獲得しています。 牽引には自動糸巻き装置等(当時としては)最新のものを備えています。

航行面でも2台のVHF通信機、レーダー、音響測深器、電子式電磁コンパスと、その姉妹コンパス等の優秀な機器が 装備されています。



製作の記録です。
NEDERLAND_HULL.jpg(158466 byte) 船体の成形色が黒でしたので、今後の塗装に備えてベースホワイトをスプレーしました。
NEDERLAND_STAND.jpg(153149 byte) フルハルなので台座を使います。台座には固定用のナットを仕込みますが、そのままでは仕込めないので、
内寸に合わせて切り出したプラ板にナットを接着して、台座の裏側に組み付けます。
NEDERLAND_HRail.jpg(81549 byte) 船室と操舵室が大体組上がりました。
手摺りはプラ部品で用意されてますが、中段のレールが再現されてませんでしたので、0.28mmの真鍮線で作り、
操舵室の甲板から屋上に上るラッタルも省略されてましたので、0.45mmの銅線と0.28mmの真鍮線で作りました。
NEDERLAND_RED.jpg(219463 byte) 船体はタミヤのTS33ダルレッドをスプレーして、喫水から上は半光沢の黒を塗り、推進器系も組み付けました。


ここからは完成品です。
NEDERLAND_RUF.jpg(208632 byte) 全体に半光沢クリアーをスプレーして完成です。
NEDERLAND_LUB.jpg(210472 byte) 船尾のデカールに「ROTTERDAM」の文字が有りますので、ロッテルダム港で使われていたタグボートだと思われます。
NEDERLAND_FLS.jpg(189457 byte) 舷側のタイヤは部品が付属してましたが、ロープはほぐしたリード線で作りました。
NEDERLAND_BRS.jpg(190325 byte) 船室の後部にあるのは大型のウインチです。後部甲板はこのウインチを使った牽引のためのスペースのようです。
NEDERLAND_ULV.jpg(253905 byte)
操舵室の中は良く見えるんですが、中身は再現されていません。資料も無いのでそのままにしてます。
NEDERLAND_BRV.jpg(236023 byte)
船体の割にはスクリューが大きいです。速度よりもトルクが欲しいからでしょうね。
他の船や岸壁の近くで活動するためにプロペラガードも円筒形でしっかりしたものになってます。
NEDERLAND_ULS.jpg(201585 byte) 窓が沢山あって、大きいものは開口してあるんですが、開口していない窓はクリアブルーで塗ってます。

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