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今井科学 1/200 シュミット・ネダーランド |
シュミット・ネダーランドは大型帆船を主に支援するように設計されたタグボートです。 2基のディーゼルエンジンを搭載し、ブリッジ内の二つの舵と吹き口に設置された二つのスクリューで優れた 操縦性を獲得しています。 牽引には自動糸巻き装置等(当時としては)最新のものを備えています。 航行面でも2台のVHF通信機、レーダー、音響測深器、電子式電磁コンパスと、その姉妹コンパス等の優秀な機器が 装備されています。 |
製作の記録です。 |
船体の成形色が黒でしたので、今後の塗装に備えてベースホワイトをスプレーしました。 |
フルハルなので台座を使います。台座には固定用のナットを仕込みますが、そのままでは仕込めないので、 内寸に合わせて切り出したプラ板にナットを接着して、台座の裏側に組み付けます。 |
船室と操舵室が大体組上がりました。 手摺りはプラ部品で用意されてますが、中段のレールが再現されてませんでしたので、0.28mmの真鍮線で作り、 操舵室の甲板から屋上に上るラッタルも省略されてましたので、0.45mmの銅線と0.28mmの真鍮線で作りました。 |
船体はタミヤのTS33ダルレッドをスプレーして、喫水から上は半光沢の黒を塗り、推進器系も組み付けました。 |
ここからは完成品です。 |
全体に半光沢クリアーをスプレーして完成です。 |
船尾のデカールに「ROTTERDAM」の文字が有りますので、ロッテルダム港で使われていたタグボートだと思われます。 |
舷側のタイヤは部品が付属してましたが、ロープはほぐしたリード線で作りました。 |
船室の後部にあるのは大型のウインチです。後部甲板はこのウインチを使った牽引のためのスペースのようです。 |
操舵室の中は良く見えるんですが、中身は再現されていません。資料も無いのでそのままにしてます。 |
船体の割にはスクリューが大きいです。速度よりもトルクが欲しいからでしょうね。 他の船や岸壁の近くで活動するためにプロペラガードも円筒形でしっかりしたものになってます。 |
窓が沢山あって、大きいものは開口してあるんですが、開口していない窓はクリアブルーで塗ってます。 |
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