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アオシマ 1/700 日本海軍軽巡洋艦 香取 |
日本海軍は士官候補生の練習艦として昭和13年の建造計画で「香取」と「鹿島」を建造しました。 遠洋航海が 行えるよう長官室や貴賓室などの内装艤装は諸外国に寄航しても恥ずかしくないような設計がされていました。 昭和15年の8月から9月にかけて練習艦として最初の遠洋航海を行いましたが、航海中の8月17日に第六艦隊の旗艦 として使用することが決定したため練習艦隊を組んだのは一度限りとなりました。 昭和15年11月には第六艦隊 第一潜水隊に編入されて旗艦となり、昭和16年5月には第六艦隊(潜水艦隊)旗艦となり開戦を迎えました。 大戦中の「香取」は昭和19年まで、クェゼリン、トラック、ルオットで潜水艦作戦の指揮を執っていましたが、 同年2月15日に海上護衛総司令部に編成替えとなり、2月17日にトラック島から内地に帰還するべく出発しました が、その直後からアメリカ海軍の艦載機、駆逐艦、重巡洋艦の攻撃を受け12時37分にトラック島の北西75kmの地 点で沈没しました。 |
製作の記録です。 |
左:喫水板に固定用のナットを仕込んで、舷側を塗装した船体部品と接着しました。 右:甲板部品を乗せて鉄甲板の領域と甲板上の装備品を塗装しました。 |
木製の甲板シートを貼り付けます。手摺りは純正のエッチングで、このシートの厚みを糊代にして接着しました。 |
艦橋の組立中です。キットには透明窓のパーツが付属していましたが、純正のエッチングパーツを使いました |
主な構造物の組立と取付が終わりました、これから艤装と兵装を始めます。 |
探照灯はレンズ部をモーターツールでくり抜き、溶剤系の接着剤を垂らして 平滑にしてから銀を塗りました。 この後、紫外線硬化の透明接着剤を盛ります。 |
ここからは完成品です。 |
1941年開戦時、第六艦隊旗艦であったころの状態です。 |
組説には指示が有りませんでしたが、九四式二号水上偵察機を武装パーツから流用して載せました。 |
艦首の御紋章はキットに付属してましたが、武装パーツの方を使いました。もっと薄くした方が良かったですね。 |
もともと練習艦ですからシルエットが他の軽巡洋艦とは少し違いますが、これはこれで良いかもと思います。 |
家庭用の水性クリアをスプレーしたら舷側に水アカのようなムラが発生しましたので、 完成間近の状態で舷側をタッチアップするはめになりました。 |
クレーンのケーブルはエッチングに有りましたが破損させてしまいましたので張り線にしてます。 フックはエッチングです。 |
艦首と艦尾のポールはエッチングに有りましたが張り線を保持する強度を考えて針金に置き換えてます。 |
九四式水偵は主翼を薄く削って、翼間支柱を追加してます。 |
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