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ハセガワ 1/700 日本海軍駆逐艦 早波 |
ワシントン軍縮条約締結の結果、当時主力として建造していた吹雪型駆逐艦の保有数が制限を受けることになり、海軍は吹雪型より小 型で同等の性能を持つ初春型駆逐艦の建造をスタートさせましたが、やはり無理が有り、白露型、朝潮型と改良を重ねましたが満足の いく結果が得られませんでした。 そのため軍縮条約開けの1937年には第三次補充計画を立て、その中で新型駆逐艦15隻の建造を決定 しました。 この要目をまとめると、武装は吹雪型と同等以上、速度や航続距離は朝潮型を上回ることとされましたが、全ての要求を 満たした場合、排水量で2700トン、全長120メートルで機関出力6万馬力と試算されたため、速度のみを35ノットに変更し量産化するこ とになりました。 これが陽炎型でしたが陽炎型の速力35ノットは満足のいくものではなかったため、1939年に第四補充計画で陽炎型 5隻の追加をおこなうと共に、速度性能を向上させた艦10隻の量産を決定しました。 改良により別の型となったため、これを夕雲型 と称しています。 早波は夕雲型の一隻で1943年7月31日に竣工しましたが、一年と経たず1944年6月7日、米潜水艦「ハーダー」の雷 撃によりタウイタウイ島沖にて戦没しました。 |
改装後の状態です。 改造前後で何処が違うのか説明できませんが。。。。! |
宗谷を作った後だとやたらと細長いフネに見えます。 |
マストの横桁に合わせて、旗索を沢山張ってます。 |
艦尾に生えているのはバラベーンと呼ばれる機雷掃海具です。 |
艦橋の窓はモールドが無かったので細い伸ばしランナーで窓枠を作りました。 |
張り線がまだらになってますが、塗装時はまともでした。 トップコートした後に炬燵の中で急速乾燥させたために、クリアーが玉になったものと思われます。 |
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