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ピットロード 1/700 駆逐艦 冬月

「冬月」は秋月型駆逐艦の6番艦として昭和19年1月に進水し、5月25日に竣工しました。 秋月型に属してはい ますが、厳密には本艦からは工事を簡略化した準同型艦であり、冬月型と分類されることもあります。

完成間もない「冬月」は空母「雲龍」・「隼鷹」、軽巡洋艦「大淀」等に随伴しましたが、この時艦首を触雷 により喪失して、悪天候で被害を受けましたが、修理の後に戦線復帰しました。 昭和20年4月1日に戦艦「大和」 や軽巡洋艦「矢矧」等からなる沖縄水上特攻部隊護衛の為に、第一遊撃部隊に編入され、約200機の米艦載機と 交戦して強力な対空砲火を浴びせかけました。 この戦闘でロケット弾2発が命中しましたが、自力で佐世保に 帰投しています。 その後は終戦まで本土防衛戦に従事し、対空戦闘においてB-29の1機を含む3機を撃墜する戦果 をあげました。

「冬月」は終戦時にも残存していましたが、昭和20年8月20日に触雷により後部甲板より後を切断されてしまいました。 そして、 同年11月20日は軍籍を除籍され、特別輸送艦に艦種変更されています。 兵装を総て撤去し、工作設備を備えて、米軍の 投下した機雷除去の為に日本海で任務に就きました。 その後、昭和23年5月に解体されましたが、その船体は「涼月」とともに 若松港の防波堤に使用されました。

FUYUDUKI_ULF.jpg(252528 byte) 1945年の最終状態です。
FUYUDUKI_LBU.jpg(216159 byte) ホースリールは別部品で、連装対空機銃も銃身と基部に分かれています。
FUYUDUKI_LFS.jpg(151219 byte) 張り線はいつものようにそれらしく、適当に張ってます。
FUYUDUKI_LSS.jpg(270686 byte) 小さな船体ですが、フルハルだとボリュームが出ますね。
台座は付属のものの背を低くして船底ともしっかり接続してます。
FUYUDUKI_RCU.jpg(193657 byte) 後部マストの後側は折ってしまったので真鍮線に変えてます。
横桁も長さが足りないように思ったので真鍮線を付けてます。
FUYUDUKI_UFL.jpg(463298 byte)
魚雷発射管は1基のみです、さすがにこの時期では艦隊決戦は諦めて対空戦闘に重きを置いているようです。
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